MOGUと三木市が連携、健康寿命を延ばす取り組み
2025年9月25日、兵庫県三木市にて、パウダービーズ®クッションのリーディングブランドである株式会社MOGUと三木市が「健康寿命延伸」を目的にした包括連携協定を締結しました。この協定は、全国初の試みであり、特に高齢化社会における深刻な問題である「睡眠障害」と「腰痛対策」に同時に取り組んでいくことを目指しています。
取り組みの背景
日本は急速な高齢化が進んでおり、2025年には国民の約3人に1人が65歳以上になる見込みです。高齢者の約20%が抱える睡眠障害は、生活習慣病やうつ症状を引き起こす要因となり、社会経済にも大きな影響を及ぼします。また、国民の約80%が一生のうちに腰痛を経験し、特に高齢者では慢性腰痛が重要な問題として挙げられます。このような状況を受け、三木市は健康づくりの施策を強化し、MOGUとの協力を通じて効果的な解決策を求めています。
連携の要素
MOGUは、高品質な睡眠を実現するための製品を提供しています。その中でも「全身枕®」である「雲にのる®夢枕」は、体の圧迫を軽減し、質の高い睡眠環境を作り上げます。また、「体幹筋パワーアシストバンド」は、腰の筋肉を守り、日常生活の動作をサポートする製品として開発され、慢性の腰痛を予防する効果が期待されています。
雲にのる®夢枕
この全身枕は、圧力を分散させ、体をしっかりと支えることで、快適な睡眠を提供します。高齢者や要介護者はもちろん、フィジカルな活動に取り組むアスリートにも最適です。
体幹筋パワーアシストバンド
腰痛に悩む多くの人々に向けて、日常での支援を行うこのバンドは、ぎっくり腰や慢性の腰痛を防ぎ、より良い生活をサポートします。これらの製品により、三木市は市民の健康維持と医療現場での負担を軽減していくことを計画しています。
具体的な施策
この協定に基づき、三木市は以下の4つの柱をもとに様々な取り組みを行っていきます。
1.
睡眠改善による健康寿命の延伸
MOGUの製品を活用し、質の高い睡眠環境を整備します。
2.
腰痛の予防・再発抑制
腰の筋肉を保護し、効果的な日常動作の支援を行います。
3.
啓発活動と市民参加型イベント
健康セミナーや体験会の実施により、地域住民が健康問題を共有し、学び合う場を提供します。
4.
実証研究の推進
効果のデータ収集と分析を通じ、他の自治体への展開も視野に入れたエビデンスの構築を目指します。
未来に向けたビジョン
三木市とMOGUは、協定を基にして市民の健康を第一に考え、健康寿命を延ばす取り組みを進めていきます。市民に対しては、製品の体験を通じて効果を実感してもらい、健康的な生活習慣への改善を促します。また、地域医療と連携した実証研究を行い、全国へと広がるモデルケースとして成功することを期待しています。この取り組みは、QOLの向上、介護予防、そして医療費を削減する重要なステップとなるでしょう。
会社概要
株式会社MOGUは2001年に設立され、日本のパウダービーズ®クッションのパイオニアブランドです。環境に配慮した素材と独自の技術を用いた製品開発に注力し、多くのファンに支持されています。
今後の活動が地域社会にどのように影響を及ぼすのか、注目が集まります。地域の皆さんが健康で幸福な生活を送れるように、MOGUと三木市の取り組みにご期待ください。