新CEO就任と成長戦略
株式会社STYLE(本社:東京都港区)は、2025年4月1日に田村涼太氏を新たな代表取締役CEOに迎え入れることを発表しました。今回の代表交代に際し、前CEOの大野誠氏から新体制への移行がスムーズに行われることを目指しています。
新しいリーダーシップのもとで
田村氏は、古物買取市場において豊富な経験を持つ実力者です。2018年に古物買取企業に入社した後、2021年には株式会社STYLEの創業メンバーとして事業に貢献。2022年には営業部長に就任し、その後取締役COOとしても活躍してきました。その経歴から、次期CEOとしての大きな期待が寄せられています。
新しい体制においては、会社のMVV(Mission, Vision, Value)も刷新されます。新たなミッションは「大切な人に勧めたくなる体験を」、ビジョンは「選べる人生、選ばれるSTYLE」、バリューは「変わり続ける」とし、時代に即した進化を促進します。
2030年までの成長戦略
STYLEは、「売上高前年比2倍」という高い目標を設立以来、一貫して達成してきました。この成功に基づき、次なる目標として2030年までに時価総額100億円を達成し、上場を目指す新たなビジョンにシフトします。新体制では、既存事業と新規事業の役割を明確に区分し、経営基盤の強化を進める方針です。これにより、さらなる成長を実現することを目指しています。
田村涼太新CEOの意気込み
田村氏は、古物買取市場の競争が激化する中で、会社が埋没せずに成長を続けるためには、新たな戦略の推進が必要と強調しています。特に海外展開を戦略の一環として掲げ、資金調達目標15億円を設け、最短でTPM上場を目指す考えを示しました。これにより、企業の持続的な成長を図るとともに、全てのステークホルダーの信頼を得ることが不可欠であると述べています。
大野誠前CEOのメッセージ
前CEOの大野氏は、設立以来の支援に感謝しつつ、新たなステージへ進む決意を表明しました。「多くの方々のおかげで成長を続けられた」とし、今後の新しい体制に期待を寄せています。大野氏は新規事業および海外展開に専念するため、退任を決意したとのことですが、田村氏には熱い信頼を寄せているようです。
株式会社STYLEの将来に寄せて
今回の代表交代と新たな成長戦略は、STYLEにとって重要な節目となります。新CEOの田村氏と前CEOの大野氏が共に築いた基盤を活かし、STYLEは次なるステージへと飛躍していくでしょう。2025年の新体制から2030年の成長戦略に向けて全社一丸となって取り組む姿勢は、今後の業界の参考となるモデルケースとなるかもしれません。これからのSTYLEの動向に、皆さんも目が離せません。改めて、株式会社STYLEの今後に注目していきましょう。