兵庫・篠山鳳鳴高校の挑戦
2025-04-09 11:39:23

兵庫・篠山鳳鳴高校がCanva導入!生徒たちの動画制作を支援

兵庫県立篠山鳳鳴高校において、デジタルクリエイティブ教育の一環として特別授業が実施されました。この授業は、デジタルハリウッドアカデミーの協力を得て行われ、主にCanvaや画像生成AI「Adobe Firefly」の使い方を生徒たちに教える内容でした。

特別授業の目的


篠山鳳鳴高校は、2024年度から新設される「STEAM探究科」に力を入れ、未来の変化に対応できる人材育成を目指しています。この特別授業は、実践的な探究活動の一環として、映像制作技能を生徒が身につけることを目的としています。

授業の流れと内容


この特別授業には、STEAM探究科の31名の生徒が参加しました。合計100分の授業は、前半部分と後半部分に分かれて実施されました。前半では、萩原ちはる講師がCanvaとAdobe Fireflyの使い方について詳しく解説しました。

生徒たちは、Canvaのさまざまな機能を学びながら、学校生活や探究活動での活用方法について具体的な事例を通して理解を深めていきました。また、生成AIに関するマナーやリテラシーについても議論が交わされ、自分たちがデジタルツールを利用する際の責任を意識する機会となることを目指しました。

後半では、実際にCanvaを使って兵庫県立篠山鳳鳴高校の紹介動画を制作するワークショップが行われました。生徒たちは自分の好きな学校の風景を写真として取り入れ、オリジナリティあふれる動画を制作するという課題に挑戦しました。生徒たちの創造性が輝く瞬間が多く見受けられました。

生徒の反響


特別授業の終了後、受講者アンケートを行った結果、90%の生徒がCanvaを使用したいと考えていると回答しました。また、95.5%の生徒が授業で学んだ内容が今後の学校生活に役立つと認識していることもわかりました。特に「動画制作に興味を持った」という回答は77.3%を占め、生徒たちの好奇心を引き出すことができた証と言えるでしょう。この授業を通じて、授業の難しさを感じた生徒もいれば、興味を持って新たな挑戦をしようとする姿勢を示した生徒も多くいました。

受講者の感想


授業を受けた生徒たちからは、「動画制作は楽しかった」「説明がわかりやすかった」といった感想が多く寄せられました。一方で、「内容が少し難しかった」との意見も見られ、教え方の工夫や、もっと挑戦しやすい環境を整える必要性も教えてくれました。また、授業を終えた際、「YouTuberを目指してみたい」と話す生徒の姿が印象的でした。生徒たちがこの授業によって動画制作への関心を深めたことは、今後の彼らの活動に大きな影響を与えるでしょう。

教員からのコメント


篠山鳳鳴高校のSTEAM探究科長、細見祥平様からは、「生徒にとって非常にクリエイティブな授業となった」とのコメントをいただきました。現代のデジタル教育において、デザインツールや生成AIの活用は不可欠ですが、それだけでなく生徒たちに新たな可能性を示すきっかけともなりました。これからも教育の場を充実させていくために、デジタルハリウッドでは今後も全国の教育機関に対してサポートを続ける方針です。

この特別授業は、兵庫県立篠山鳳鳴高校が目指す未来の教育モデルの確立に向けた第一歩として、重要な意味を持つプロジェクトでした。生徒たちがデジタル技術を通して自分の可能性を広げ、未来に向けた新たな挑戦をしていくことを期待しましょう。


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