次世代ウォレット『TwooCa』が物流業界の課題を解決
株式会社Kort Valutaが提供する次世代型ウォレット『TwooCa』が、関通ホールディングスにおいて導入され、さまざまな業務効率化を実現していることが明らかになりました。従来の勤怠管理や福利厚生の運用において抱えていた複数の課題を一挙に解決するこの事例は、今後の物流業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の一例として注目されます。
導入背景
物流業界は、労働力不足や業務効率化のニーズが高まり続けています。特に2024年に迎える「物流2024年問題」においては、人的資源の確保とそのもとでの業務のスムーズな運営が求められています。関通ホールディングスには約1,000名の従業員が在籍しており、勤怠管理やセキュリティ対策、福利厚生の運用において以下のような課題がありました。
- - 勤怠管理の負担:月平均で約100件の打刻漏れが発生しており、これに起因する給与計算時の修正作業が多く、管理部門への負担が増加していました。
- - セキュリティ対策の強化:倉庫への入退室管理を厳格にする必要があり、顧客資産のセキュリティ向上が求められていました。
- - 福利厚生の運用:従来の紙ベースのシステムでは、管理担当者の事務作業が多く、従業員にとっても利用しづらい状況だったのです。
これらの課題を解消し、効率的な運営を実現するため、2025年1月から『TwooCa』の導入を決定しました。
導入による効果
1. 打刻忘れの減少
『TwooCa』では、入退室管理システム「Akerun」と連携し、カードをかざすことで自動的に勤怠打刻が行える仕組みを構築しました。これにより、導入前の月間約100件だった打刻漏れが大幅に減少し、管理部門の負担が軽くなりました。また、カードの忘れなどの一部例外を除けば、ほとんどの打刻漏れが解消されています。
2. 管理業務の効率化
打刻漏れによる給与計算の修正作業が減ったことで、バックオフィス業務の効率も向上しました。これにより、総じて業務のデジタル化が促進され、よりスムーズな運営を可能にしています。
3. 福利厚生の向上
関通では、従業員同士が感謝の気持ちを表し合うことを重視していますが、以前はその運用が紙ベースで行われていました。しかし、『TwooCa』の導入により、感謝のメッセージを送ることでポイントが付与される仕組みが実現しました。このポイントは、国際ブランドカードの決済に使える電子マネーとして交換可能で、実用性が高いと従業員から好評です。この取り組みが、従業員のエンゲージメント向上にも寄与しています。
今後の展望
関通ホールディングスの人事本部 本部長、岩逧裕佳氏は『TwooCa』導入の決め手について、「カード1枚で複数の課題を解決できること」と語っています。また、今後は社内食堂での決済や社内情報発信ツールとしての活用も目指しているとのこと。これにより、社内インフラとしての発展が期待されます。
まとめ
『TwooCa』の導入によって、関通ホールディングスは社員の勤怠管理や福利厚生の運用を大幅に改善し、業務の効率化と従業員満足度の向上を同時に実現しました。物流業界のデジタル化が進む中、このような次世代ウォレットの活用は、他企業への大きな示唆となることでしょう。今後も、働きやすい職場環境作りと企業の持続可能な成長に向けた取り組みが期待されます。