GLION ARENA KOBE、デジタル革新を牽引する提携を発表
2025年9月2日、神戸市の多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE」と、国際的なデジタルサービス企業インフォシスが公式な提携を行ったことが発表されました。今回の提携はGLION ARENA KOBEにとって初めての戦略的コラボレーションであり、エンターテインメントおよびスポーツ業界において新たな時代を築くことを目的としています。
この提携により、インフォシスはGLION ARENA KOBEの公式デジタルイノベーションおよびGX(グリーン・トランスフォーメーション)パートナーとして、多岐にわたるデジタルソリューションやサービスを提供することになります。特に、ファンや訪問者に新しい体験を提供しながら、持続可能な実践も推進していくとのことです。
先進的なデジタル技術の導入
インフォシスは、日本でのクラウドおよびAIに基づくデジタルサービスに注力しています。GLION ARENA KOBEとの提携を通じて、これまでにないデジタル体験の創出に向けた取り組みが期待されます。ファンのためのエンターテイメントを革新し、これにより新たな収益機会も生まれることでしょう。
株式会社One Bright KOBEの代表取締役社長、渋谷順氏は「GLION ARENA KOBEは阪神淡路大震災から30年の節目に、新たなランドマークとして地域に根ざした拠点となることを目指している」と述べています。
社会との連携と持続可能な未来
この提携により、インフォシスは先進的な技術を活用して、GLION ARENA KOBEのカーボンフットプリント削減や運営効率化を進める予定です。神戸市との連携を強化しながら、地域住民にとっても価値ある訪問体験を創出していきます。
インフォシスの日本代表、青木秀行氏は「この提携は、AIやクラウド技術の融合を通じて、様々な業界の進化を加速し、新たな可能性を創出することに貢献する」としました。このように、インフォシスはエンターテインメント業界における変革をリードし続ける意気込みを示しています。
神戸の新たな文化拠点へ
GLION ARENA KOBEは、音楽ライブやスポーツイベントだけでなく、地域の文化振興にも寄与することを目指しています。2025年には新たなエンターテインメントエリア「TOTTEI」も開業する予定で、神戸市の魅力を一層引き出す重要な拠点となるでしょう。
また、アリーナ周辺には365日利用可能な公園「TOTTEI PARK」も設置される予定で、多様なイベントや市民の憩いの場として地域活性化に寄与する見込みです。
この新たな取り組みが成し遂げる文化や経済の活性化の後押しとして、インフォシスとGLION ARENA KOBEの提携がどのように進展していくのか、今後の動きに注目です。