新たな挑戦が生んだグルテンフリー中華麺！万博で味わえるラーメン革命

グルテンフリーラーメンの新たな時代が到来

兵庫県神戸市に本拠を置くケンミン食品株式会社が、ついに全く新しい形のグルテンフリー中華麺を完成させました。このラーメンは大阪・関西万博に出店する「GF RAMEN LAB」で、来場者に特別に提供されるものです。

開発の背景と経緯

研究には実に4年間の歳月がかかり、グルテンフリーでありながらも、一般的なラーメンの味わいや食感を再現するためにさまざまな試みが行われました。特に、ボストンの人気ラーメン店「Tsurumen」の大西益央氏との協力が大きな力となりました。グルテンを含まない食生活を送る人々に、美味しく楽しんでもらえる1杯を目指して、共同開発が進められた結果、米粉を使った「押出し製法」に行き着いたのです。

押出し製法による米粉・角麺

一般的なラーメンはロール式製麺機を使って作られますが、今回開発されたグルテンフリー麺は、ビーフンの製造技術を応用した押出し製法によって製造されました。これにより、四角い断面の角麺が誕生しました。こうした麺はスープとの相性が非常に良く、噛む食感も楽しめるのが特徴です。

“ラーメンらしさ”の追求

「GF RAMEN LAB」で提供が始まるこの新しい麺は、『切り刃22番手』に相当する幅を持ち、厚みも0.05mm単位で調整されています。これにより、これまでの“ツルッもち食感”を保ちながら、茹で時間も短縮され、表面積が増加することでスープとの絡みも格段に良くなりました。特に、食べる際に感じられる多様な食感は、純粋に楽しい体験となるでしょう。

万博での体験

このグルテンフリーラーメンは、万博期間中、様々なメニューとして登場します。特に注目すべきは、GF黄金の鶏油しょうゆラーメンやGF鶏白湯しょうゆラーメンなど、多様な味わいが楽しめる点です。万博へお越しの際は、ぜひ「GF RAMEN LAB」に立ち寄り、新開発のラーメンを味わってみてはいかがでしょうか。