神戸で新たな未来を示すBYD大型電気バス「K8」の初出展

2025年5月23日（金）、神戸総合運動公園にて開催された「2025年バステクフォーラム」に、ビーワイディージャパン株式会社が初めて参加しました。このイベントでは、同社の最新の中型電気バス「J7」と大型電気バス「K8」が披露され、来場者たちにその性能と魅力を体験してもらうことができました。

BYD電気バスへの期待

BYDの電気バスは、その高い技術力と品質から、全国のバス事業者に絶大な評価を得ています。今回のフォーラムでは、日本国内での電気バスシェアが約70%を誇る同社の出展が特に注目されました。来場者は、実際に電気バスを体感し、その走行音や快適性、操作のしやすさに感心していました。

イベントの概要と特徴

「バステクフォーラム」は、バス業界の最新技術と製品を紹介するための重要なイベントです。国内外から多くの自動車会社やバス事業者が集まり、観客は様々な新型電気バスを試乗する機会を得ることができます。他の出展者たちも、運行システムやバス用品、充電設備など、バス運営に必要な最新機器を展示しており、高い専門性を持つイベントとしての位置づけがなされています。

試乗体験とその評価

参加者にとって、このイベントの目玉は実際の運転体験です。出展された各社の電気バスを公道で試乗できるため、多くの訪問者が集まりました。特にBYDの「K8」は、そのボディに人気のEVセダン「BYD SEAL」のラッピングが施されており、視覚的にも注目を集めていました。試乗の開始と同時に全試乗枠が予約で埋まるほど人気が高く、多くの参加者がその性能に高評価を寄せました。

BYD電気バスの仕様概要

- 中型電気バス「J7」

- 車両サイズ: 8,990㎜ × 2,300㎜ × 3,205㎜
- バッテリー容量: 216kWh
- モーター出力: 300kW
- 航続距離: 約200km
- 充電時間: 約3時間

- 大型電気バス「K8」

- 車両サイズ: 10,500㎜ × 2,495㎜ × 3,270㎜
- バッテリー容量: 314kWh
- モーター出力: 200kW
- 航続距離: 約240km
- 充電時間: 約3.5時間

このフォーラムによって、BYDが提供する環境に優しい公共交通機関の未来が示されたことは間違いありません。参加者たちはBYDの電気バスが持つ新しい可能性を実感し、今後の導入に期待を寄せています。