神戸賞授賞式
2025-05-27 13:33:52

第2回神戸賞授賞式でBME分野の革新者たちが集合

輝かしい第2回神戸賞授賞式が開催



2025年5月25日、神戸ポートピアホテルにて、第2回神戸賞の授賞式が盛大に行われました。公益財団法人中谷財団が主催するこのイベントには、約200名の参加者が集まり、BME(Bio Medical Engineering)分野における優れた業績を持つ研究者たちが栄誉を享受しました。

神戸賞の意義と背景


神戸賞は、日本が注力すべきBME分野に特化して設立された賞であり、生命科学と理工学の交差点でのイノベーションを促進することを目的としています。中谷財団は創設40周年を迎え、2024年にこの賞を設立し、その理念として「日本を元気にする」を掲げています。

盛大な開幕


式典は、山之内すず氏による「独創に光を。」をテーマとした朗読と、ジャズアーティスト広瀬未来氏によるオープニングパフォーマンスでスタートしました。華やかな音楽の中、参加者たちは和やかな雰囲気で楽しみながら、いよいよ授賞式の幕が上がりました。

理事長の矢冨裕氏は、今回の授賞式に寄せて、「BME分野の研究者を支援し、技術立国日本の未来を創り上げることが使命である」との決意を述べました。

受賞者の発表とトロフィー授与


続いて、受賞者たちが発表され、菅裕明氏が大賞を受賞しました。ステージに進む菅氏は、観客からの拍手に包まれながら、栄誉を担いで登壇しました。授与式では、昨年の大賞受賞者である浦野泰照氏からのトロフィーが手渡され、新たな受賞者たちもそれを受け取りました。このトロフィーは、独創性を「暗闇の中の光」として表現する特殊なデザインで、多くの注目を浴びました。

受賞者のスピーチでは、菅氏をはじめ、谷内江望氏、村川泰裕氏、神谷真子氏が、それぞれの研究内容と今後の抱負について熱く語りました。特に、菅氏は「革新的なペプチド創薬を通じて、より良い医療を目指す」との決意を表明。

若手研究者の声


若手の研究者たちも大賞の座に座ることを許され、それぞれの独創的な試みを発信しました。彼らは「今後も新たなチャレンジを続け、生命科学の領域でさらなる進展を目指したい」と述べ、聴衆からの歓声を浴びました。

交流の場「神戸賞サロン」


授賞式の後、神戸賞サロンと呼ばれる新たな試みも行われました。この場では、参加者が自由に受賞者と語り合い、その研究内容について質問をすることができました。全体的にリラックスした雰囲気の中、参加者たちは交流を楽しみながら、研究者からのインサイトを得る貴重な機会となりました。神戸のおいしいお菓子や飲み物を味わいながら、会話が盛り上がる様子が印象的でした。

未来の科学者たちへのメッセージ


授賞式では中高生とも接する機会があり、受賞者たちは彼らからの質問に答え、科学への関心を高める良い機会ともなりました。参加した学生たちは研究者との直接的な対話から、将来的なキャリアへの思いを新たにする様子が見受けられました。

第3回神戸賞の募集開始


第3回神戸賞の選考もすでに始まり、新たに次世代の研究者を広く募る予定です。BME分野での独創的な研究を行う人々が多数集まることを期待しています。今後も中谷財団は科学技術の発展に寄与し、「日本を元気にする」取り組みを続けていくことでしょう。


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