Mt.Tに導入されたGPSマップアプリでスキー場の安全性向上

冬のパウダースノーを楽しむために

標高2000メートル超の雄大な山々に囲まれた谷川岳。その大自然に広がるスキー場「Mt.T（マウントティー）」では、この冬、新たにGPSマップアプリ「yukiyama」が導入され、雪崩事故対策の強化に取り組んでいます。

yukiyamaアプリの特徴と機能

このアプリは、全国約400のスキー場で利用されており、ユーザーの滑走情報を記録します。特に注目すべきは、「グループ機能」です。この機能を使うことで、自分だけでなく、仲間の位置情報もリアルタイムで把握できるため、滑走中のコミュニケーションを図ることが可能になります。また、アプリを起動することで自分や仲間の位置を正確に把握し、万が一の場合でも迅速な救助が実現します。

Mt.Tでの取り組み

Mt.Tは、雪崩事故のリスクを軽減するためにさまざまな対策を講じています。今シーズンは「yukiyama」アプリの活用と共に、ゲスト登録の促進を進めており、雪山を訪れる皆さまにより一層安全に楽しんでいただける環境を整えています。

これまでも、Mt.Tではビーコンチェッカーの設置や、雪崩監視人材の育成、公式サイトでの雪崩警戒レベルの情報発信など、様々な対策を取り入れてきました。これにより、スキーやスノーボードを愛する方々の安全を確保する努力を続けています。

魅惑のパウダースノーを求めて

谷川岳は毎年冬になると、多数のスキーヤーやスノーボーダーが集まる場所です。極上のパウダースノーを求めて、国内外から多くのアクティブ層が訪れます。Mt.Tでは、この美しい自然を安全に楽しんでもらうことを第一に考え、雪崩事故防止の取り組みを拡張しています。

雪崩事故は一瞬の出来事で、予測が難しいため、リスクを理解しつつ、しっかりとした対策を講じることが重要です。「yukiyama」アプリの導入により、スキー場内だけでなく、バックカントリーエリアでも仲間の位置をリアルタイムで把握することができます。これが、雪崩事故発生時の初動対応に役立つのです。

スキーを楽しむすべての皆さんへ

Mt.Tでは、今後も引き続き、スキー場の安全性向上に努めていく意向です。雪崩事故防止に向けた新たな取り組みとして、バックカントリーギアのレンタルも開始予定。このように、すべてのスキーヤー・スノーボーダーがより安心してパウダースノーを楽しむことができるよう、努力を重ねてまいります。

特に厳しい冬の自然に対して、適切な知識と準備が必要です。安全にスキーを楽しむために、ぜひ「yukiyama」アプリを活用し、新たな雪山体験を充実させてください！