須磨のビーチプロジェクト
2025-06-25 12:17:29

障がい者支援の新たな形!須磨ユニバーサルビーチプロジェクトのデザインコンテスト

障がい者支援の新たな形!


今年もNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(須磨UBP)によるデザインコンテストが開催されました。このイベントは、障がいのある方もない方も共に楽しめるビーチを作ることを目指すもので、就労継続支援B型事業所「Base」が中心となっています。昨年に引き続き、2023年6月に行われたコンテストは、利用者らがそれぞれの得意分野を活かして作品を出展する機会です。

Baseの活動について


Baseでは、PC作業に特化した訓練を行い、特にデザイン制作に力を注いでいます。これまで、須磨UBPのイベントチラシや、全国各地の出張活動レポート、地域企業からの依頼など、実践的なデザイン業務に取り組んできました。その中で、事業所内の楽しさを増やすための「クリエイティブチャレンジ」を企画し、昨年からテーマを設定したコンテストが始まりました。

今年のテーマは「須磨での夏のユニバーサルビーチ開催を告知するチラシ」です。参加者はデザイン経験の多い方から初めて挑戦する方まで、それぞれのペースで思い思いの作品を制作しました。

競技結果と受賞者


コンテストの結果、3名の受賞者が選ばれました。審査は事業所内の支援員が行い、個性的なデザインが揃い、順位をつけるのが難しいほどでした。栄えある優勝はIさんが獲得し、昨年に続いての連覇となりました。Iさんは、「二年連続優勝するとは思いませんでしたが、たくさんの学びがあった一年でした。これからもデザインのスキルを磨き、仕事として受け持てるようになりたい」とのコメントを寄せています。受賞作品は事業所内に展示され、訪れた方々にも楽しんでいただける形になっています。

作品の活用と社会への影響


今年のコンテストで誕生したデザインは、2025年7月10日から始まる須磨海岸のユニバーサルビーチ開催の告知として、須磨UBPのSNS(InstagramやFacebookなど)で実際に使用される予定です。これまでにも、行政イベントや企業連携の広報物に採用された実績があり、実際に社会で活用される経験は利用者にとって貴重なものです。このような実践の場は、彼らにとって大きなやりがいをもたらし、自信につながります。

未来への展望


今後もBaseでは定期的にこのようなコンテストを開催し、楽しみながらスキルを磨く機会を提供していく予定です。障がいの有無に関わらず、すべての人が参加できるこの取り組みを通じて、社会とのつながりを実感できることを目指しています。須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、みんなの「できない」を「できた!」に変える一歩を踏み出しています。

ぜひチェックを!


詳しい情報は、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの公式サイトやSNSにアクセスしてください。公式InstagramやFacebookで、プロジェクトの最新情報をお見逃しなく!


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法人概要


  • - 法人名:NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
  • - 所在地:兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町1丁目14-10ドルフ21-102
  • - 代表者:木戸俊介
  • - 設立:2017年11月2日
  • - URL須磨ユニバーサルビーチ公式サイト
  • - 事業内容:“できない”を“できた!”に変える活動で、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチの普及を目指しています。
  • - 主な受賞歴:政府広報公式SNS掲載、ブルーフラッグベストプラクティス賞 世界2位、観光庁ブルーフラッグ認証、など

お問い合わせ先





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