古野電気がコアマリン出展
2025-10-17 13:21:21

韓国で開催の国際海事展「コアマリン2025」に古野電気が出展

韓国で開催の国際海事展「コアマリン2025」に古野電気が出展



古野電気株式会社は、2025年10月21日から24日までの期間、韓国の釜山で行われる国際海事展「KORMARINE 2025」(以下、コアマリン)において、最新の海事関連技術を展示します。このイベントは、韓国の海事産業の中心地である釜山で隔年開催され、国際的な海運、造船、舶用機器メーカーなどが集う一大イベントです。毎回、35,000人以上の業界関係者が訪れるこの展示会は、最新技術を紹介する重要な機会となっています。

古野電気が出展する主な製品は、AR(拡張現実)技術を活用した「型式:AR-100M」のナビゲーションシステムや、電子海図情報表示システムECDISに連携する「型式:PS-100」のプランニングステーションです。これらの製品は、次世代の航海を支えるための多彩な機器として注目されています。特に「PS-100」は、大型モニターを使用し、タッチ操作でルートを作成できる機能を搭載し、航海の効率化に貢献します。

展示予定の機器一覧は以下の通りです。
  • - ARナビゲーションシステム(型式:AR-100M):AR技術を活用したナビゲーションシステムで、より視覚的に分かりやすく航海の指示を行います。
  • - プランニングステーション(型式:PS-100):航海プランを作成するためのシステムで、クイックかつ高精度なルート設定が可能です。
  • - チャートレーダー(型式:FAR-3320-NXT、FAR-3330S-NXT):精度の高い情報提供を行い、様々な海上状況に対応します。
  • - ECDIS(型式:FMD-3300):電子海図を表示し、航法の安全性を高める役割があります。
  • - ワイヤレスコミュニケーションシステム(型式:metalVox):船舶間および船舶と岸の通信を可能にするシステムです。
  • - サイバーセキュリティプラットフォーム(型式:HermAce):ターゲットとなるサイバー攻撃からの防御を強化します。
  • - 電子ログブック(型式:TELSCOPE):航海記録のデジタル化を進めます。

展示会の詳細は次の通りです。
  • - 展示会名:KORMARINE 2025(コアマリン 2025)
  • - 会期:2025年10月21日(火)~24日(金)
  • - 会場:韓国釜山「BEXCO」(べクスコ、釜山展示コンベンションセンター)
  • - 当社ブース番号:3H09
  • - 公式ウェブサイトKORMARINE 2025

古野電気は「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」を目指しており、本展示会ではその技術力と信頼性を世界に発信し、海事産業の持続可能な発展に寄与していく考えです。

古野電気株式会社は1948年に世界初の魚群探知機を開発し、その後も舶用電子機器分野で革新的な製品を提供してきました。日本国内のみならず、90か国以上で販売網を広げており、世界的なメーカーとしての地位を確立しています。特に「SOUTH WING」と呼ばれる研究開発棟を持ち、今後もさらなる技術革新が期待されています。古野電気の出展情報は、業界の未来を見据える上で見逃せないポイントです。


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