UCCが小中学生向けの探究学習教材を発表
全国の公立小中学校で使われる「ミライシード」に、UCCジャパン株式会社が開発した探究学習教材が登場しました。この教材は、株式会社ベネッセコーポレーションとの共同制作で、小中学生がコーヒー生産に伴う環境問題について学ぶことを目的としています。UCCは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」というビジョンを掲げ、コーヒーの持つ可能性を引き出す取り組みを続けています。
探究テーマ「世界の未来と日本の役割」
この教材では、2050年に向けての地球温暖化問題を取り上げ、特に日本の食品自給率の低さがどのように私たちの生活に影響を与えているかを考察します。UCCがエチオピアとタンザニアの生産国でどのように環境問題に関わっているかを紹介し、学生たちに自らの未来に向けたアクションを考える機会を提供します。このカリキュラムは、教科書だけでなく、実社会の課題に向き合うことができる内容となっています。
ミライシードのリーチと影響力
「ミライシード」は、全国10,200校・360万人以上の児童・生徒が使用しているICT学習ソフトで、デジタル化された授業を提案します。UCCの探究学習教材は、このプラットフォーム内で利用されることで、コーヒーを通じて環境問題を理解し、自身の視点で考察する力を養っていくことが期待されています。
サステナビリティへの取り組み
UCCは、2030年までに30万人がサステナビリティ教育を受けることを目指し、次世代教育の強化に注力しています。今回の教材開発もその一環であり、子どもたちに地球環境についての意識を育むことが狙いです。将来的には、こうした取り組みを通じて、持続可能な社会の実現や「良いコーヒーがいつまでも飲める未来」を築くための人材を育てていく考えです。
UCCグループの事業モデル
UCCは1933年の設立以来、コーヒーの栽培から販売、教育に至るまでの全プロセスを一貫して行う独自のビジネスモデルを構築してきました。年間売上は約3,980億円に達し、グローバルに展開しています。コーヒー業界のリーダーとして、UCCは教育機関でのコーヒーアカデミーやコーヒー博物館の運営を通じ、コーヒー文化の醸成にも貢献しています。
コーヒーの未来と私たちの役割
UCCの参加によって、子どもたちがコーヒーという飲み物から環境問題を学ぶことは、新しい視点から未来を見つめる貴重な経験となります。地球温暖化や食料問題は他人事ではなく、自分たちの生活に密接に関係していることを子どもたち自身に実感してもらうことが、次世代のリーダーを育てる礎となります。これからの学びを通じて、少しでも多くの若者が持続可能な社会づくりに貢献できるようになることを期待しています。