海と環境を学ぶ
2025-03-16 15:27:18

神戸に開設された環境教育拠点で海洋ごみ問題を学ぼう!

神戸に誕生!海洋ごみ問題を学ぶ新拠点



このたび、NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルが神戸市北区に新たな環境教育拠点を開設しました。この施設では、海洋ごみ問題について誰でも気軽に学び、語り合うことができるスペースを提供します。

新たな設立背景



プラスチックごみをはじめとした海洋ごみの問題は、国際的に取り組むべき重要なテーマです。日本の海岸でも漂着ごみやマイクロプラスチックの影響が懸念されており、個々の意識の向上が求められています。しかし、日常生活の中では海洋ごみの問題はなかなか見えにくく、そのため多くの人が「どうやって学べばいいのか分からない」と感じています。

そこで、クリーンオーシャンアンサンブルは、地域のコミュニティスペース「住みびらきのお家ケレケレ」と手を組み、参加しやすいユニークな学びの場を作ることを決定しました。

施設の特徴



名称と所在地


本拠点の正式名称は「NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル神戸拠点(仮称)」で、兵庫県神戸市北区山田町下谷上に位置します。古民家を改修したこの施設は、温かみのあるコミュニティスペース「ケレケレ」の一角に開設されます。館内には、海洋ごみに関する常設展示があり、実際の海岸で回収されたプラスチックごみを使ったデータパネルや資料が展示され、現状を分かりやすく伝えます。

入場は無料ですが、訪れる際には事前連絡が必要です。また、気軽に立ち寄れる居心地の良い空間作りが意識されています。

体験型プログラム


この施設では、観るだけでなく実際に体験しながら学ぶ多彩なプログラムも準備されています。週末には、海洋ごみをテーマにした工作教室や科学実験、環境をテーマにしたゲームやクイズワークショップが開催されます。例えば、実際に集めたプラスチック片を使った作品作りや、家庭でできるプラスチック削減のアイデア講座など、楽しく参加できる内容が満載です。

特に子ども向けのプログラムが充実しており、次世代に対する環境の大切さを育むことが目指されています。今後は学校との連携イベントや出張授業も考慮し、広範な世代に参加を促進する予定です。

関係者の思い


神戸拠点のリーダーである城戸和美氏は、環境教育の場を地域に提供できることに深い喜びを感じています。「私たちの生活と海はつながっていることを実感できる機会になってほしい」とのコメントを寄せています。

今後の展望


この新拠点は、ただの展示施設に留まらず、市民と協力して海洋ごみ問題について考えるコミュニティハブを目指しています。オープン後もテーマ別の勉強会やゲストスピーカーを招いたイベント、交流会などを計画しており、海洋ごみ問題に関心のある人々の交流の場を作ります。

さらに、他地域への展開や地域コミュニティとの連携を進めて、全国的に海洋環境教育を広める取り組みを続けていく意向です。すべての市民が自発的に海洋環境を守る文化を育むことができる社会の実現を目指します。

私たちは、この新たな拠点を通じて、楽しみながら学びあえるコミュニティを育て、持続可能な未来を共に歩んでいきたいと考えています。


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