兵庫と台湾の共創展
2025-04-28 11:01:26

兵庫のものづくりと台湾デザインのコラボ!大阪万博で新たな共創展開催

兵庫と台湾の魅力が集結!共創展「ひょうご国」



大阪・関西万博にて、兵庫のものづくりの伝統と台湾の先進デザインが融合した特別展示「HYOGO X TDRI ものづくりとデザインの融合 ― 暮らしを彩る、兵庫と台湾彰化の共創」が行われます。この展示は、公益財団法人神戸ファッション協会と台湾デザイン研究院(TDRI)との連携により実現しました。常に変化し続けるデザインの世界に目を向け、新たな視点を提供するこの企画にぜひ足を運んでみてください。

ものづくりの現場から生まれた新しい創造



2024年から台湾のクリエイターたちが兵庫を訪れ、地元の工芸技術や伝統を学びながら、産地との密接な連携を深めてきました。丹波焼、淡路瓦、神戸レザー、豊岡鞄といった歴史ある工芸品とのコラボレーションが実を結び、具体的な作品が生まれています。たとえば、蘭の栽培ネットを用いたバッグや、丹波焼の鉢と結びつけた蘭の花をテーマにしたデザインなど、兵庫の魅力と台湾の特色が組み合わさり、ユニークな製品が展開されています。

デザインや製作プロセスには、大学生たちも参加し、台湾の製造業が盛んな彰化との連携も果たされています。これにより地元素材を生かした新しい作品が誕生し、兵庫と台湾の文化が交差する場所が形成されています。

展示会の見どころ



本展示会には、6名のクリエイターによる8点の作品が並び、生活道具からファッションアイテムまで、さまざまなジャンルをカバーしています。テーマ「くつろぎのある暮らしと、洗練された外出スタイル」に基づいて、シンプルでスタイリッシュな感性を取り入れており、見る人の心に響くこと間違いなしです。

淡路瓦の革新



淡路瓦と台湾のクリエイターたちによる革新的な試みとして、「香る瓦」という作品があります。これは淡路島の線香工芸に着目し、実用性と自由度を併せ持つ収納付きの瓷器です。また、モジュール式のキーラックも、淡路瓦の屋根を模したデザインで玄関を明るく照らし、帰宅を優しく迎えます。

丹波焼の新生



丹波焼とのコラボでは、台湾のフローリストがデザインした器が目を引きます。自然をテーマにした「山野の積み木」などは、丹波焼の技術を駆使しつつ、台湾の蘭文化と見事に融合しています。さらに、持続可能性を考慮した作品も展示され、観客に深い印象を与えることでしょう。

神戸レザーと豊岡鞄の調和



神戸レザーと日本一の鞄生産地・豊岡のコラボ映像も見逃せません。「白のハーモニー」と名付けられたキャップは、美しいデザインと機能性を兼ね備えています。また、「フォーマル×カジュアル」スタイルのバッグは、新たなバッグスタイルを提案し、オシャレと実用性を両立させています。

展示の詳細



展示は2025年4月26日から4月30日まで、大阪・関西万博会場内のギャラリーWESTで行われます。毎日11:00から19:00までの開催時間です。ぜひこの機会に、兵庫と台湾の新たなデザインの可能性を体感し、両地域の文化交流を深めるひと時をお楽しみください。

展覧会の成功により、台湾と兵庫のさらなるデザイン交流の深化が期待されますので、ぜひ足を運んで、創造力と工芸の世界をご覧ください。


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