「食とわ」始動!
2025-01-22 11:29:21

地域でつながる食品ロス削減の新プロジェクト「食とわ」が始動!

食とわプロジェクトの誕生



新しい取り組み「食とわ」が始まりました。このプロジェクトは、食品ロス削減と持続可能な社会の実現を目指すものです。株式会社地球Labo、エイチ・ツー・オー リテイリング、一般社団法人フードサルベージの三者が協力し、地域住民や企業と連携して新たな形の食の循環を生み出すことを目的としています。

2025年1月22日には公式ウェブサイトが公開され、地域内外での食品ロス削減に向けた様々な活動がスタートします。「食とわ」という名称には、人々が集まり、共に「食」を考え、話し合い、創り上げていくという意図が込められています。

食とわの基本理念



このプロジェクトは、個別に行われていたさまざまな取り組みを基にしています。具体的には食品ロス未然に防ぐための「サルベージ・パーティ®︎」や、家庭から出る生ごみを有効に活用する「コンポスト」の実践などがその中心です。

兵庫県川西市において、2022年からスタートした「地域とともに実現する食品廃棄ゼロエリアプロジェクト」の取り組みを基に、生活者が参加しやすく、地域とのネットワークを築く新たなプラットフォームとして、「食とわ」はスタートしました。参加する全ての人が「新しい食べ方」を探求し、食品廃棄物を生まない循環型社会の実現を目指しています。

ロゴマークとその意味



「食とわ」のロゴマークは、環境への配慮を象徴する「環」、参加者同士のつながりを表す「輪」、そして対話を意味する「話」の3つの要素から構成されています。参加者全員がつながり、楽しみながら音楽や食の未来を創造する姿勢が表現されています。

具体的な取り組み



食とわコンポストチャレンジ



このプログラムは、現代の家庭から出る生ごみを「捨てる」から「育てる」という体験を通じて、家庭内でのコンポスト利用を促進します。参加者は、全体で3週間のコンポスト体験を通じて、微生物の働きによって生ごみを堆肥化し、出来上がった堆肥を地域の緑化に利用します。これまでに約420世帯、1,300人がこの成果を共有し、1.3トンの生ごみが新たな資源になりました。

AgriPoucher®を活用した新しい農業



地球Laboの家庭用コンポストバッグ「AgriPoucher®」は、家庭から出た生ごみを有効活用するためのデザインが施されています。この製品は、既に7000世帯や500の教育機関で導入されており、持続可能な生活様式を育む大きな一助となっています。

食とわクッキング



余りがちな食材を集め、即興で料理を楽しむ「サルベージ・パーティ®」では、参加者が手持ちの食材を持ち寄り、調理過程で発生する残さをコンポストに活用します。これにより、食品廃棄を削減する楽しさを体験することができます。

未来に向けて



「食とわ」は、2025年1月22日に公式ウェブサイトを公開し、定期的にイベント情報や最新の取り組みを発信します。Instagramでは、日常の活動やイベントの様子も公開予定です。このプロジェクトを通じて、生活者や企業、自治体と共に「食の循環を作る輪」を広げていくことを目指していきます。

イベント情報



1月25日(土):食とわクッキング(阪急オアシス日生中央店)
3月8日(土):食とわクッキング(阪急オアシス日生中央店)
3月16日(日):食とわコンポストチャレンジ春編スタート

これからの「食とわ」にぜひご期待ください!


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