新たな観光体験を提供するスマホ音声ガイドサービス

観光の楽しみ方が進化している中で、新しい情報保障を実現するための技術が登場しました。西都速記株式会社は、観光ツアー客向けに、自動音声ガイドシステムを活用したサービスを今春より開始します。このサービスは、事前に準備された観光案内のテキストを専用アプリを通じてスマートフォンに送信し、参加者がテキストを視覚的に、または音声として体験できる仕組みです。さらに、150言語への同時翻訳機能を完備しており、外国人観光客にとっても非常に便利なサービスと言えます。

この新しい試みは、特に聴覚障がい者の方々や、多言語対応が求められる訪日外国人に向けて設計されており、観光地での情報へのアクセスを大幅に向上させます。実際の観光地でこのシステムがどう機能するのか、ぜひご紹介したいと思います。

本サービスを体験できる特別バスツアー「はるたび in 淡路島」が、2025年3月22日（土）と23日（日）の2日間にわたり開催されます。主催は神戸市に本社を置く株式会社三洋航空サービスで、元宝塚スターが同行するという豪華な旅が用意されています。参加者は、ツアーの中で最新の音声ガイドサービスを体験しながら、美しい淡路島の観光スポットを巡ることができます。

ツアー中は、添乗員が持つスマートフォンから、事前に用意された観光案内文が参加者各自のスマートフォンに送信されます。参加者のスマートフォンには、テキストがそのまま表示されるだけでなく、音声に変換して聞くこともできます。これにより、視覚や聴覚に障がいを持つ方々にとっても、ストレスフリーな観光体験が可能になります。

さらに、ツアーでは緊急時に添乗員が直接話しかけ、音声情報をテキストデータとして参加者に送信することもできるため、安全への配慮も万全です。例えば、急な天候の変化や危険が迫った場合には、参加者を迅速に安全な場所へ誘導することができるのです。

また、観光施設や店舗側でもQRコードを作成し、敷地内に表示することで、観光客はスマートフォンのカメラで読み取ることで、即座にテキストや音声情報を取得することができます。これにより、各スポットでの情報提供がさらに充実し、スムーズな観光体験が実現します。

西都速記株式会社は、ただ観光客に対して情報保障を提供するだけでなく、観光業界全体のインバウンド需要にも寄与することを目指しています。最新の技術を活用することで、より多くの人々に豊かな観光体験を提供できることを期待しています。

興味のある方は、是非「はるたび in 淡路島」に参加して、新しい観光スタイルを体験してみてはいかがでしょうか。スマートフォンを通じて、これまでとは異なる視点で観光地を楽しむチャンスです。参加申し込みや詳細な情報は、西都速記の公式サイトから。ガイド情報に関するお問い合わせも、メールでできるので安心です。