アドリブワークスが新たに「PRODUCTS」ページを公開し多彩なプロダクトを紹介

事業開発の最前線で挑戦するアドリブワークス

株式会社アドリブワークスは、神戸市に本社を置き、「事業をつくることを、誰でもできることにする」というビジョンを掲げています。最近、同社は自社のコーポレートサイトをリニューアルし、新たに「PRODUCTS」ページを公開しました。このページでは、同社が運営するスタートアップスタジオ「norosi」が地域や行政、民間企業との協力によって立ち上げてきた多くのプロダクトを紹介しています。これにより、アドリブワークスの実績や取り組みが一目で分かる形で整理されています。

「PRODUCTS」ページの特徴

新設された「PRODUCTS」ページでは、アドリブワークスが展開するさまざまなプロダクトが一覧形式で丁寧に紹介されています。ユーザーは、各プロダクトの開発背景や目的を理解しやすく把握でき、実際にどのような問いから事業が生まれたのか、またどのように成長してきたのかを知ることができます。単なる成果の紹介ではなく、事業開発のプロセス全体が見える形で提供されている点が大きな特徴です。

代表的なプロダクト紹介

以下に、アドリブワークスが関与したいくつかの注目プロダクトを紹介します。

1. Yellow Duck株式会社

アヒル発電
この企業は、太陽光発電に伴う自然破壊の問題に直面し、その解決策として波力発電システム「アヒル発電」を開発しました。海の自然エネルギーを活用し、持続可能なクリーンエネルギーの実現に挑戦する次世代の発電技術をリードしています。

2. 株式会社オフリバ

海上モビリティサービス
オフリバは、船版Uberとも称される海上移動サービスを提供しています。クルーザーや漁船のオーナーと乗客をつなぎ、低価格で自由な時間に海の冒険を楽しむことができるプラットフォームです。

3. 一般社団法人観光クロスオーバー協会

観光イノベーション
全国各地に観光の革新を目指す実証実験フィールドを設置し、先進的なアイデアと地域を結びつけています。観光サミットやコンテストを通じて、日本の観光産業に革新をもたらしています。

リニューアルの背景と意図

今回のコーポレートサイトリニューアルは、アドリブワークスがこれまでの実績や思想を、より多くの人々に伝えるために行われました。従来の成果紹介から一歩進んで、「どんな質問が始まりで、どのように形になったか」を探る構成にすることで、事業開発のリアルを可視化しています。これにより、読者は結果だけでなくプロセスも楽しむことができます。

今後の展望

今後、アドリブワークスは事業開発の現場に深く入ることで、ゼロからイチを生み出す挑戦を支えるシステム作りと人材育成を強化していく方針です。新しい「PROJECTS」ページを通じて、共創パートナーや起業を志す人々との接点を拡大し、「誰もが事業を作れる社会」の実現へ向けて動き出します。

参考リンク

ビジネスビルダーズスタジオ「norosi」とは

「norosi」は、誰もが自分で答えを見つけ出す時代に、事業を創り出す力を育むプラットフォームです。生業ビルダーが集まり、知識やリソースを共有し合う中で、新たなビジネスモデルやアイデアを生み出しています。また、AIツールやFabマシンを活用した創造的なプログラムを通じて、参加者はリスクなく事業をスタートできる環境が整っています。

このようにアドリブワークスは、ただのプロダクト開発にとどまらず、地域社会全体にポジティブな影響を与えることを目指しています。今後の展開にも期待が高まります。