宝塚に寄贈される牡丹
2025-03-26 17:16:27

宝塚市に新たに埋もれた美を見つける牡丹の寄贈が実現

宝塚市に寄贈される牡丹の魅力



宝塚市で新たな美しい牡丹が開花します。4月3日(木)には、宝塚大使である松浦嘉昭氏とJAしまねくにびき地区本部から、貴重な牡丹品種である「金覆輪」を始めとした数品種が寄贈されます。この寄贈は、松江市の栽培農家で発見されたもので、昨年9月には明治期に作成された牡丹品種カタログに掲載されていた「銀覆輪」も寄贈されています。これにより、春の長谷牡丹園では金・銀両方の牡丹が華々しく咲き誇る予定です。

牡丹の歴史と宝塚の関わり



宝塚市と牡丹には深いつながりがあります。明和3年(1766年)には、福島県須賀川市や島根県の大根島から牡丹が出荷されていました。また、明治33年(1900年)には、パリ万博に出展し、明治36年には大阪での内国勧業博覧会に合わせて山本地区に牡丹縦覧場が設置されるなど、宝塚は牡丹の栽培において長い歴史を有しています。

牡丹寄贈式の詳細



寄贈式の詳細は以下の通りです。

  • - 日時: 4月3日(木)14時~
  • - 場所: 宝塚市役所4階市長室
  • - 出席予定者:
- 寄贈者: 松浦嘉昭(松江市スポーツ少年団本部長、宝塚市大使)
- JAしまねくにびき地区副本部長 中村隆
- 市長 山崎晴恵、副市長 藤島昇
- 和菓子メーカー株式会社寶菓匠菅屋代表取締役 菅井輝和

この寄贈された牡丹は、長谷牡丹園内に植えられ、美しい花々を楽しむことができます。

宝塚の和菓子文化との連携



また、宝塚のブランド「モノ・コト・バ宝塚」に選定されている和菓子「金覆輪」との関連性も興味深いものです。この和菓子の名称は牡丹に由来しており、自然の恵みを大切にする思いが込められています。

長谷牡丹園の魅力



長谷牡丹園では、福島県の須賀川や島根県の大根島など、全国の牡丹にゆかりのある地域から集められた個性的な牡丹やシャクヤクが咲き誇ります。春には、4月25日(金)から開園する予定で、多くの来園者に美しい景色を提供します。

終わりに



宝塚市では、このように地域が一体となって牡丹の寄贈や文化の継承に努めています。今後も多くの人々が集い、素敵な芸術が咲き乱れる場であることを願っています。興味のある方は、寄贈及び牡丹園についてのお問い合わせもお待ちしています。
- 問い合わせ先: 北部振興企画課(TEL: 0797-91-1111)、商工勤労課(TEL: 0797-77-2011)など、詳細は公式発表を参照してください。


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