極薄3mmサメ革財布がもたらす新たな使いやすさとサステナビリティ

極薄3mmサメ革財布が登場

兵庫県神戸市に本拠を構える合同会社AtelierSharkが、気仙沼産のサメ革を使用した「極薄3mmのサメ革長財布」を発表しました。この財布は、薄さと美しさを追求し、使いやすさを極めたデザインが特徴です。デジタル時代に合わせた新しいライフスタイルを反映しています。

サメ革の魅力

サメ革は、その美しい質感や堅牢性から世界的に高く評価されています。特に宮城県気仙沼産の天然サメ革（ヨシキリザメ皮革）は、耐水性と耐傷性に優れながらも、柔らかく軽いのが特徴です。革表面の独特の凹凸模様は、自然の美しさを感じさせ、使い手に喜びをもたらします。サメ革はメンテナンスもほとんど不要で、長期間にわたり美しい状態を保ちます。

持続可能な取り組み

AtelierSharkは、持続可能な事業の実現を目指しており、サステナブルなフィッシュレザーの活用に注力しています。これは、食品利用に伴う副産物として注目を浴びている素材であり、サメ革もその一つです。同社は「12.つくる責任つかう責任」や「14.海の豊かさを守ろう」というSDGsの目標達成にも貢献しています。

また、気仙沼の被災地復興のために、地元のサメ革を利用した製品作りを通じて、このサステナブルな価値を広めることに取り組んでいます。

財布の設計と機能

この財布の特筆すべき点は、厚さわずか3mmという極薄の設計です。横幅は18.5cmで、カードは6枚まで収納可能。また、折らずに紙幣や小銭が収納できる機能的な構造が備わっています。

「財布に常に持っておきたいものの最少数は何か？」という問いから出発し、必要最低限の収納力を追求した結果がこの設計です。

具体的には、お札10枚、カード6枚、小銭10枚を収納しても厚みは1cmと、他の薄型財布では見られない画期的な薄さです。多くの薄い財布が空の状態で1.5cm程度であるのに対し、中身を入れてもこの薄さを保持できるのは特筆すべき点です。

多彩なカラーバリエーション

この財布は全10色展開されており、定番の色から季節感を取り入れたカラーバリエーションまで、選ぶ楽しみがあります。特に気仙沼の美しい自然からインスパイアを受け、ダイナミックな景色をイメージした色合いが揃っています。また、昨年新たに加わった「富貴-PEONY-」という新色は、牡丹をイメージした大人びた色合いで目を引きます。

起案者の思い

アトリエシャークの代表、時井勇樹氏は、阪神淡路大震災で幼少期に被災した経験を持ち、震災から得た教訓をもとに、地域に喜びをもたらす取り組みを続けています。サメの水揚げが日本一の気仙沼で作られたサメ革を使い、復興を支援するという大きな使命感を持って、地域全体に笑顔が広がることを願っています。

商品詳細と販売について

この極薄3mmのサメ革長財布は、Makuakeにて先行販売中です。販売期間は2025年3月10日から5月30日までとなっており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
プロジェクト詳細ページ

この新しい財布は、使いやすさ、美しさ、そして持続可能性を実現した優れた製品です。ぜひ手に取ってその魅力を実感してください。