三木市と株式会社クラッソーネ、空き家除却の連携協定を締結
兵庫県三木市と、解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネが新たに連携協定を結びました。この協定は、全国的に問題視されている空き家対策に向けたもので、三木市の「空き家除却促進」に重点を置いています。
近年の空き家問題の深刻化
近年、空き家の増加は全国的な社会課題となっています。総務省の調査によれば、2023年の時点で、全国に約900万件もの空き家が存在し、その率は過去最高の13.8%に達しています。この中で兵庫県も例外ではなく、実際には17万3000戸の空き家が報告されています。
三木市について見てみると、空き家率は14.0%に達し、これもまた過去最高の水準です。市は令和2年に「三木市空家等対策計画」を策定し、空き家の適正管理や利活用を進めていますが、所有者が解体や売却に対する情報不足を感じ、行動を起こせないという課題が存在します。
クラッソーネの取り組み
株式会社クラッソーネは、全国2000社以上の専門業者と施主をマッチングするサービスを提供しており、15万件以上の実績を誇ります。解体費用を簡単に把握できる「解体費用シミュレーター」や、空き家対策事業に取り組んでいます。これにより、三木市内の空き家除却を推進し、地域住民が安心して暮らせる環境を作ることを目指しています。
具体的な取り組み内容
今回の協定に基づき、以下の取り組みを実施します。
1.
すまいの終活ナビの紹介
空き家の解体費用や土地の売却査定を簡単に行えます。
すまいの終活ナビ
2.
お困り空き家の連絡フォームの導入
市民が近隣の空き家について、情報を提供できるシステムを設けます。
お困り空き家の連絡フォーム
3.
空き家価値査定シートの活用
空き家のコストや解体費用をまとめたレポートを提供します。
このような具体的な施策により、空き家所有者への相談や支援の強化を図っています。
関係者のコメント
三木市長の仲田一彦氏は、少子高齢化による空き家の増加が深刻な問題であると指摘し、所有者への啓発を続ける重要性について言及しています。また、クラッソーネの川口哲平CEOも、この連携が安全で安心な地域社会の実現に寄与することを期待しています。
新サービスの展開
2024年10月25日からは新たに「空き家迷惑度診断」と「固定資産税シミュレーター」が導入される予定です。これにより、空き家所有者の意識向上を図ります。
終わりに
三木市とクラッソーネの新たな連携協定は、地域の未来のために大きな一歩となるでしょう。空き家問題の解決に向けて、両者の取り組みが実を結ぶことを期待しています。