木のぬくもりを感じる寮
2025-06-11 17:39:26

丹波市に新たに完成した木造社員寮『大崎寮』が持つ新しい技術の魅力とは

丹波市の新たな住環境『大崎寮』



兵庫県丹波市に新しい社員寮が誕生しました。それが、ライフデザイン・カバヤ株式会社が運営するCLTフランチャイズネットワークが手掛けた『大崎寮』です。この建物は、地域に根ざした企業、荻野建設株式会社が施工したもので、CLT(Cross Laminated Timber)パネルを使用しています。

来たるべき2025年に完成



【大崎寮外観】の左に映るのは、2025年5月20日に完成する予定のこの新しい社員寮。その施工には、荻野建設で働くフィリピン人の技能実習生とインターンが中心となって携わり、彼らの技術力の向上を促す素晴らしい機会となっています。日本の木造建築やCLT構造を直接体験することで、彼らの理解をさらに深めようという試みです。

CLTパネルの特長



『大崎寮』は、在来軸組工法を基にした木造2階建てで、CLTパネルを用いた水平構面が特長です。この工法は、効果的な技術支援が受けられるため、初めてのCLT建築でも安心して施工が進められます。内装も木目を基調とし、共用廊下や階段の天井もCLTの現し仕上げで仕上げられています。

木のぬくもりを感じる住環境



この寮を訪れると、そこには木の温かみが感じられる空間が広がっています。ゆったりとした共用スペースや、居心地の良いプライベートな居室が準備されており、社員の方々がリラックスできる環境が整っています。このような工夫により、住む人たちに安心感と快適さを提供しています。

技術の進化を目指す取り組み



荻野建設はこの新しい社員寮を、フィリピン人技能実習生たちが「自分の住まい」として使用することを意図しています。彼らが日本での生活を安心して楽しむことで、さらなる技術向上が期待されます。また、日本CLT技術研究所は、自社建物に応じた最適な技術支援を行い、CLT建築を日本全国に広めるべく活動しています。

物件概要



『大崎寮』の物件概要は以下のとおりです。
  • - 工事名称: 大崎寮新築工事
  • - 工事場所: 兵庫県丹波市氷上町大崎64ほか
  • - 用途: 社員寮
  • - 構造: 木造
  • - 工法: 在来軸組工法
  • - 階数: 2階建て
  • - 敷地面積: 2,371.21m²
  • - 延床面積: 322.18m²
  • - CLTの使用量: 58.6686m³

まとめ



『大崎寮』は、ただの社員寮にとどまらず、CLT技術の新たな可能性を引き出し、未来の働き方や住まい方に寄与する建物となっています。丹波市でのこの試みは、地域に根付いた企業文化の発展にもつながることでしょう。これからも、木を活用した住環境の実現を目指す荻野建設と、日本CLT技術研究所の更なる取り組みに期待が高まります。


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