新モデルのカフェテリア用AIセルフレジ「EatScan」の登場
兵庫県西脇市の株式会社ブレインは、世界初のパン画像識別AIレジ「BakeryScan」を販売している企業ですが、その技術を駆使して新たにカフェテリア用AIセルフレジ「EatScan」の新モデルを発表しました。新しいモデルは、2025年8月4日からの提供が予定されており、カフェテリアや社員食堂がより快適に利用できるよう進化を遂げています。
進化したデザインと機能
新型EatScanは、洗練された筐体デザインを採用し、その内部には異物検知などのAI機能が搭載され、精度や利便性が大きく向上しました。これまでに、国内の10社以上の上場企業に導入されており、その実績が信頼性を裏付けています。
一般的な社員食堂で多く使用されているセルフレジは、RFIDタグが必要な専用の食器を使うため、導入時にすべてを入れ替える必要があります。この点が、大きなコストや手間になっていましたが、EatScanはお手持ちの食器をそのまま使用できる設計です。これにより、特別な食器を準備せずに食事を識別できるため、導入のハードルが大幅に低くなります。
スムーズな精算体験
EatScanは、約1秒という短時間で料理や食器を識別します。これにより、食堂の混雑時でもスムーズに精算ができるため、ストレスの少ない迅速なサービスが提供できます。また、セルフ精算が可能なことで人手不足の解消にも貢献し、顧客満足度を向上させています。もちろん、フルブランドのキャッシュレス決済にも対応しており、利用者の使い勝手をさらに高めています。
高い識別精度と多彩なオプション
EatScanが持つ基本機能として、料理や食器の識別精度が求められますが、それだけでなく食堂の運用に合わせたさまざまな機能も搭載されています。支払方法として、社員カード、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済の全てに対応。さらに、クラウドベースの管理機能もあり、献立の登録や売上分析などを一括で行えるため、経営者にとっても大変便利です。
加えて、社員専用価格の設定や、定食・セットメニューへの変換機能も装備しており、食堂運営をよりスムーズに行うためのサポートが充実しています。また、過去の喫食履歴やスキャンした料理の画像を照会できる機能も備わっています。
充実した管理機能
EatScanをより快適に利用できるよう、管理者向けのオプション機能も豊富です。本部配信クラウドを活用することで、商品マスタや献立データの一括登録が可能です。また、売上の集計や社員管理ができるクラウド機能も用意されており、運営の効率化が図れます。これにより、食堂利用者と運営者の双方にメリットをもたらすとともに、スムーズなサービス提供が実現します。
実際の利用シーン
導入の様子や具体的な利用方法については、以下のリンクから動画をご覧いただけます。実際の食堂での運用がどのように行われているかを確認する機会ですので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
EatScanの利用シーン
お問い合わせ先
株式会社ブレインは、食堂運営の効率化を目指し、今後もAI技術を駆使した製品を展開していく予定です。興味のある方は、以下の情報を参考にしてください。