京都の民間救急サービス
2025-11-28 09:45:38

京都で新たに開始された民間救急サービスNESTが目指す安全な搬送体制

京都で新たに開始された民間救急サービスNESTが目指す安全な搬送体制



株式会社Captain Ambulanceが運営する民間救急ブランド「Non-Emergency System Transport」(通称NEST)が、京都市消防局からの認定を受け、新たに在宅や施設を対象とした救急搬送サービスを開始しました。この取り組みは、消防救急サービスと介護タクシーの間に存在する“狭間”の部分を埋めるために設計されており、特に低緊急事案への的確な対応や、増加するインバウンド医療ニーズに効果的に応えていきます。

安心の民間救急と厳格な基準


NESTの救急搬送サービスは、京都市消防局の厳しい基準に基づいて運営されており、車両や運行管理、教育体制についてすべての条件をクリアしています。これにより、消防と緊密に連携しながら、「必要な人に、必要なタイミングで、安全に搬送する」という体制を整えています。地域社会のニーズに応えるべく、NESTは信頼性の高い民間救急としての役割を果たし、地域住民の安心を支えています。

増えているグレーゾーンへの対応


近年、救急搬送の中で「対応先が不明確」とされるケースが増加しています。NESTは、ターミナル期や在宅患者の医療的ケア付き搬送、夜間や早朝の体調異変、医療的判断が必要な低緊急度のケース、そして独居高齢者や施設入所者の急な受診など、幅広いニーズに対して専門的なサポートを提供します。これには、急性期を経験した看護師や救急救命士が配置されており、現場での対応能力も高めています。

インバウンド医療ニーズにも対応


NESTでは、海外からのスタッフが在籍しており、多言語対応が可能な体制を整えています。英語、中国語だけでなく、中東地域やアジア圏の文化や宗教についても配慮したプロトコルが設けられており、外国から訪れる観光客の医療ニーズにも柔軟に応えています。これにより、京都が国際観光都市として発展する中で提供される安全な医療サービスが、高い価値を生むことに貢献していきます。

NESTの強み:搬送技術と安全性


NESTには、元消防吏員を含む体力と技術に優れたスタッフが多く在籍しており、搬送が困難な環境にも柔軟に対応できることが特長です。京都の地理的な特性や高齢化社会の進行を踏まえ、NESTが標準化する搬送技術は事故ゼロを目指しており、ただの搬送に留まらない医療的なサービスを提供します。NESTの車両には、モニターや酸素供給装置、AEDなどの医療機器を標準で備えており、病院間の搬送や在宅から病院への搬送を安全かつ確実に行います。

NESTを支える思い


株式会社Captain Ambulanceの取締役、真下典久氏は、「京都は世界的な観光都市でありながら、高齢化が進んでいる地域でもあります。NESTは、消防と介護の狭間にある救急の空白を埋め、在宅、施設、訪日外国人を守る地域の救急搬送インフラを確立することを目指しています」と語っています。また、認定を受けたことの意義についても、「私たちの安全基準や教育内容が評価された結果です。今後も地域の医療機関や介護施設と連携し、必要な救急を届けたい」と強調しました。

会社概要


株式会社Captain Ambulanceは、兵庫県神戸市に本社を置き、医療戦略の策定や実行支援を行う企業です。具体的には、民間救急や在宅医療支援といった事業を展開しており、京都の地域貢献に積極的に取り組んでいます。詳細は公式サイトこちらをご覧ください。NESTの詳細はこちらから。

お問い合わせは、事業や採用に関しては株式会社Captain Ambulance京都開発部(TEL:075-874-1218)、広報や連携については本社(営業企画部 TEL:078-600-9985)までどうぞ。


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