神戸松蔭大学が挑む！Z世代による新しいふるさと納税返礼品プロジェクトとは

新しいふるさと納税返礼品の挑戦

兵庫県が始めた新しいプロジェクトが注目を集めています。それは、あの神戸松蔭大学が中心となり、地元企業や自治体と連携し、ふるさと納税の返礼品を開発するという取り組みです。ここでは、若者・Z世代のパワーを活かし、地域の魅力を全国に届ける新たな試みについて詳しく解説します。

プロジェクトの背景と目的

新たに立ち上がったこのプロジェクトは、地域経済を活性化し、さらに若者の地域貢献意識を高めることを目指しています。参加する神戸松蔭大学は、地域連携を強化するために共学化を機に取り組んでいます。また、プロジェクトには、地元の婦人靴メーカー・カワノ株式会社が協力し、その技術と経験を最大限に活かすことが期待されています。

返礼品のコンセプト開発からデザイン、マーケティングまで、学生たちが主体となって行うこのプロジェクトは、地域の魅力を最大限に引き出すために重要な役割を果たします。特に、若い世代の感性を取り入れることで、今の時代に合った魅力的な返礼品が生まれることを目指します。

プロジェクトの構成

本プロジェクトでは、学生たちがチームを組み、まずは「レディースシューズ」をテーマに返礼品の開発を行います。このテーマの選定には、昔からの地場産業である婦人靴が直結しており、地域に根付いた知識を活かすことができる点が大きな魅力です。

さらに、プロジェクトでは博報堂がマーケティング分野の講義を提供し、実社会の視点を取り入れることで、学生たちにとっても実践的な学びの場となることが期待されています。学生たちは、プロジェクトを通じて本格的なビジネスの現場を体験し、将来のキャリアに役立てることができるでしょう。

スケジュールと今後の展開

プロジェクトは、以下のようなスケジュールで進行しています：

- 4月15日（火）：オリエンテーション
- 5月13日（火）～7月15日（火）：マーケティング講義（全5回）
- 7月29日（火）：プレゼンテーション

そして、今後の展開として2025年度以降には、シャツや鞄といった他のテーマでの返礼品開発も検討中です。また、他の大学や高校、企業との協力も視野に入れ、地域全体でふるさと納税を盛り上げる動きが期待されます。

期待される成果

このプロジェクトを通じて以下のような成果が期待されています。
1. 地場産業の活性化と販路拡大
2. 若者の地域貢献意識の向上
3. ふるさと納税の魅力向上による寄付額の増加

学生が主体となるこの新しい取り組みは、地元企業との連携で地域の魅力を最大限に引き出し、さらに未来の地域リーダーを育成する重要な機会となるでしょう。