砂原浩太朗氏が語る阪神淡路大震災と新作小説『冬と瓦礫』発表記念講演会開催

阪神淡路大震災から30年、砂原浩太朗氏の新作を祝う講演会

神戸出身の著名作家、砂原浩太朗氏が自身の体験を元に、阪神・淡路大震災を描いた新作小説『冬と瓦礫』を2024年12月5日（木）に発刊します。この作品は、地震が発生した1995年を背景に、当時若者だった主人公が故郷の神戸に帰る決意をする物語です。

地震発生の未明、東京で働いていた主人公は高校の友人から連絡を受け、家族や友人が住む神戸の惨状を知らされます。その衝撃から彼は、混沌とした交通状況の中、祖父母や友人を心配するあまり、食料や水を背負って故郷へ向かうことを決心します。新作は、震災の影響やその後の人々の生き様を描いた深い内容となっています。

この新刊の発表を記念して、2025年1月13日（月・祝）に、神戸国際会館にて講演会とサイン会が開催されることが決定しました。著者自身の言葉で語られる震災当時の思い出や執筆への情熱を直接聞く貴重な機会です。また、会場では砂原氏の著書も販売されますので、ぜひ参加して自身の手でサインを受け取るチャンスをお見逃しなく！

イベント概要

- 日時：2025年1月13日（月・祝） 13：30開場・14：00開演
- サイン会：講演会終了後に実施（対象書籍は会場内で販売される著書のみ）
- 場所：神戸国際会館 802・803号会議室
- 主催：兵庫県書店商業組合第一支部
- 参加費：無料
- 定員：65名（予約制・先着順）

申し込み方法や詳細は、以下のリンクからご確認ください。
兵庫県書店商業組合公式サイト

砂原浩太朗氏について

砂原浩太朗は1969年兵庫県神戸市に生まれ、多くの文学賞を受賞した時代小説作家です。過去の作品には、山本周五郎賞を受賞した『高瀬庄左衛門御留書』や『黛家の兄弟』などがあります。新作『冬と瓦礫』は、彼が震災を振り返る重要な作品であり、多くの読者に感銘を与えることでしょう。

『冬と瓦礫』は、震災から30年の時を経て、再び我々に思索を促す一冊となっています。ぜひ、砂原浩太朗氏の講演会に参加して、直接その思いを感じてみてはいかがでしょうか。