兵庫の誇り、櫻正宗が400年の伝統を超える挑戦へ
兵庫県神戸市を拠点にする櫻正宗株式会社は、1625年に創業し2025年に創醸400年を迎える地元の老舗酒蔵です。この歴史ある酒蔵では、伝統を守りながらも常に革新を追求し、日本酒文化を進化させるための様々な取り組みを行っています。今回は、そんな櫻正宗の注目すべき新プロジェクトや商品の情報をお届けします。
日本酒の歴史を背負う老舗酒蔵
櫻正宗は、その創業以来、数多くの日本酒の歴史に足跡を残してきました。特に「宮水」の発見や日本初の「正宗」の名を冠する酒蔵として知られています。「宮水」は江戸時代に六代目当主が見出した名水で、今でも灘地区の酒造りに欠かせない存在です。また、櫻正宗は「協会1号酵母」の発祥地でもあり、数々の革新的な試みで日本酒界に名を馳せてきました。
創醸400年を祝う新たな挑戦
この記念すべき年、櫻正宗は新たに「低アルコール燗酒の新しい飲み方」を開発しました。近年、健康志向の高まりから、低アルコール飲料が注目されていますが、燗酒は通常、アルコール度数が高いため飲みづらいという課題がありました。そこで、櫻正宗はアルコール度数5〜10%の低アルコール燗酒を開発し、アミノ酸や塩分を加えて飲みごたえのある味わいに仕上げています。この新しい飲み方は「まろや燗」と名付けられ、さらに多様な食材を使ったバリエーションが楽しめるようになりました。
創醸400年記念酒「秘醸」の販売
11月27日より、創醸400年記念酒「秘醸」が数量限定で販売スタートします。オーク樽で19年熟成させたこの逸品は、スモーキーな香りとアルコールのまろやかさが魅力です。この記念酒の売上の一部は、アルコールにまつわる社会課題に対する支援として寄付されます。まさに、酒造りを通じて地域や社会への貢献も目指しているわけです。
日本酒をもっと身近にする「ハレ飲み部」
更に、櫻正宗は日本酒の楽しみ方を広げる新プロジェクト「ハレ飲み部」を発足しました。特設サイトでは、自分の気分やシーンに合った日本酒の選び方を提案し、初心者でも楽しめる内容が満載です。11月20日からはInstagramでのキャンペーンも実施し、フォロー&コメントで素敵なプレゼントが当たるチャンスもあります。
未来へと続く日本酒文化
櫻正宗は400年の歴史を背負いながら、常に新しい挑戦を続けています。これからも先人たちが築いてきた日本酒の文化を守り、さらに発展させていくことでしょう。櫻正宗の新たな挑戦にぜひ注目してみてください。日本酒の新しい楽しみ方がここにあります。