新技術による外観検査の未来を切り開く、ミツテックの多面プラットフォーム
兵庫県淡路市を拠点とするミツテック株式会社は、2025年12月3日から5日まで横浜で開催される「国際画像機器展2025」において、グループ会社のオプテックス・エフエー株式会社と共に新製品を紹介する予定です。今展では、「多面 外観検査プラットフォーム」MARシリーズのデモンストレーションと目視検査の自動化に伴う基準づくり相談会が行われます。
多面 外観検査プラットフォームとは
このプラットフォームは、インライン検査が可能な高速な多面撮像装置で、さまざまな検査ニーズに柔軟に対応できる仕様となっています。特筆すべき点は、ハードウェア構成を変えた場合でも同じソフトウェアを使用でき、製品展開の柔軟性がある点です。
製品紹介と特徴
展覧会で展示される「高速外観検査装置 MAR3500 レボニー」は、チルト機構を使った外観欠陥の検査装置です。この装置は、樹脂、鍛造品、鋳造品、ギアなどの複雑な形状を持つ製品の検査に最適で、独自のモジュールにより、キズ、打痕、巣穴、凹凸といった多様な欠陥を可視化します。処理速度は驚異的で、たった11.5秒で29項目の検査が可能(ギア検査の場合)です。
さらに、初公開となる「穴検査ユニット」も見逃せません。このユニットは穴検査用のセンサーを搭載し、ワークを回転させたり上下左右に動かしながらも、高速で撮像を行います。
また、3D形状認識センサーを用いた「表裏3D検査」プラットフォームも新たに開発中で、特に鍛造品・鋳造品に適した凹凸を検査することができます。目標処理速度は6秒/個となっており、効率的な検査が期待されています。
出展概要
国際画像機器展2025の詳細は以下の通りです。
- - 日程: 2025年12月3日(水)~12月5日(金)10:00~17:00
- - 会場: パシフィコ横浜展示ホールDブースNo: 44
- - 料金: 入場無料
公式サイトでは、さらなる情報が提供される予定ですので、ぜひチェックしてください:
公式サイトリンク
会社概要
ミツテック株式会社は、設立以来『過酷な作業から人類を解放したい』というミッションのもと、製造現場の自動化に特化したエンジニアリング会社として展開しています。1987年の創業以来、電池・電機・自動車業界向けの生産設備やライン構築を一手に引き受けてきました。
本社は兵庫県淡路市中村134-1に位置しており、社長は東 晃氏です。詳細な情報は同社のウェブサイトで確認できます。
お問い合わせ情報
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