岡山の少年がプロアイスホッケー選手と夢のセッションを実現!
今年、岡山県岡山市に住む小学6年生のそうまくん(11歳)が、憧れのプロアイスホッケー選手との特別なセッションを実現しました。これは、イオンファンタジーが展開する社会貢献活動「ララゆめ」の一環として行われ、全国から寄せられた1,048件の応募の中から選ばれた夢の一つです。
このセッションは、西日本初のプロアイスホッケークラブ「スターズ神戸」の全面協力で行われ、日程は8月20日(水)でした。この日は、そうまくんにとって待ちに待った日であり、3年間の夢がついに現実となりました。
特別な一日が始まる
当日は、まず岡山ブルーインズの仲間たちと共に陸上トレーニングを受け、その後、特別な「一日入団式」が行われました。指導を担当する外崎監督から、そうまくんの名前と背番号「78」が入った特製ユニフォームがサプライズで贈られました。そうまくんは、緊張した面持ちから、驚きと喜びにあふれた表情へと変わりました。
憧れのユニフォームに身を包んだそうまくんは、いよいよ氷上に登場。プロ選手が放つ力強いシュートの「音」を全身で感じた後、選手たちから直接「バックスケーティング」や「シューティング」といった技術の指導を受けることができました。この時間はまさに夢のようで、彼にとって忘れられない瞬間となったことでしょう。
友情とサポートの時間
さらに、練習の最終段階では、岡山ブルーインズの仲間からの寄せ書きをプレゼントされ、感動の瞬間を迎えました。スターズ神戸の選手たちからのサイン入り練習着も贈られ、そうまくんは力強い握手で選手たちとエールを送り合いました。
そうまくんの感想
この特別な経験を終えたそうまくんは、「短い時間でしたが、今の自分に必要なことを教えていただいたので、今週行われる試合に活かしていきたいと思います。緊張してうまく話せなかったけど、チームの皆さんが気さくに話しかけてくださって本当に嬉しかったです。貴重な体験をありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べました。また、スターズ神戸の外崎監督も「アイスホッケーを続ける子どもたちが減少している中で、こうした夢を持つ少年に出会えて嬉しい」と語りました。彼は、次のシーズンの開幕に向けての決意を新たにしながら、今後も多くの子どもたちの夢を応援していくことを誓いました。
スターズ神戸について
「スターズ神戸」は、兵庫県神戸市に拠点を置くプロアイスホッケークラブで、30年以上の歴史を持つ社会人チームです。阪神・淡路大震災を乗り越え、2024年5月に法人化される予定で、2025-2026シーズンより、アジアリーグアイスホッケーへと初めてのプロクラブとして新規参入することになっています。
そうまくんの挑戦
岡山県にはプロのアイスホッケークラブがなかったため、そうまくんはその中でひたむきに練習を続けてきました。プロ選手の力強いプレーを間近で見たいという思いから、彼は3年連続で「ララゆめ」に応募しました。母親は「息子がプロの選手を見たことがなく、アイスホッケーを続けるべきか悩んでいたが、この体験が大きな支えになることを願っている」と語っています。
夢の様子は公式サイトで公開
今回のイベントの様子は、後日公式サイトやYouTubeチャンネルで公開される予定です。ぜひチェックしてみてください。
「ララゆめ」について
「ララゆめ」は、夢を持つことの大切さを伝える活動として2003年にスタートしました。その中で、選ばれた夢の実現をサポートするこのプログラムは、多くの子どもたちに希望を与え続けています。今回のそうまくんの体験も、その一環として多くの人に感動を与えることでしょう。