青楓館高等学院、留学生3名が「トビタテ!留学JAPAN」に採用
兵庫県明石市に位置する青楓館高等学院は、文部科学省が支援する「トビタテ!留学JAPAN」第10期の派遣留学生に3名が選ばれたことを発表しました。昨年に続いての快挙で、応募者1886名の中から717名が採用された中にこの学院の生徒が含まれています。この成果は、同校が留学を促進するさまざまな取り組みを行っている証と言えるでしょう。
留学生の挑戦
青楓館高等学院に在籍する留学生たちは、金銭的支援を受けながら自らの夢と向き合っています。3年生の一人は海外での写真留学を計画し、スリランカでの多くの人たちの笑顔を収めたいと語っています。「コミュニケーションの壁に直面するかもしれないけれど、自分の笑顔で乗り越えたい」との感想からも、自身の成長を求める意志が感じられます。
また、別の3年生は台湾での留学に挑む理由を「日本の生理に関する理解不足を解消するため」とし、具体的な目標を持っていることが伺えます。彼女は不安も抱きつつも、出会いや学びを心から楽しみにしている様子を見せています。
一方、2年生の生徒はタイのバンコクに約2ヶ月間留学する予定です。「多様性が根付く社会で学びたい」との意気込みが伝わってきます。高校生のうちにこのような貴重な経験ができることに感謝しながら、毎日を大切にすると決意しています。
卒業生の道しるべ
青楓館高等学院の先輩である天津晶乃さんは、去年トビタテの9期生としてスリランカに赴きました。その経験から、インターンシップやボランティア活動を通じて、自身の夢を明確にし、自信を持つことができたと言います。「挑戦を大切にし、学びを次に生かしていきたい」との言葉は、これからの留学生にとって大きなインスピレーションとなるでしょう。
「トビタテ!留学JAPAN」とは
このプログラムは、文部科学省と日本学生支援機構が共同で運営し、日本の若者たちが海外で学ぶ機会を提供します。奨学金の支援だけでなく、前後の研修を通じて留学計画をしっかりサポートしています。すでに多くの学生がこの恩恵を受け、自身の夢を実現するための一歩を踏み出しています。
青楓館高等学院の取り組み
2023年4月に開校した青楓館高等学院は、通信制高校のサポート校として多様な教育を提供しています。「右にならえ」の教育に終止符を打ち、個々の個性を尊重した教育を目指しています。卒業資格取得の支援に加え、海外大学への指定校推薦や企業との協力によるカリキュラムが特色です。
学院情報
- - 学院名: 青楓館高等学院
- - 所在地: 兵庫県明石市相生町2丁目5-8 J/1 BLD 3F
- - 公式サイト: 青楓館高等学院
青楓館高等学院は、未来のリーダーとなるべくさまざまな挑戦をサポートし続けています。これからの留学生たちがどのように成長していくのか、期待が高まります。