バルニバービの上場10周年を祝う特別な株主総会
2025年10月25日、株式会社バルニバービは、淡路島の「Frogs FARM ATMOSPHERE」において第34回株主総会を開催しました。この日は、全国から約1,600名の株主やその同伴者が集まり、上場10周年を祝う特別な一日となりました。
初の地方開催、株主との直接のつながり
これまで大阪で行われてきた株主総会が初めて淡路島で実施されることが、参加者の期待を高めました。「食から始まる地方創再生」をテーマに掲げ、バルニバービは、地域と経営戦略を結びつけて成長を続けてきました。この日の株主総会は、地域密着型の経営を実現するための新しい試みとして位置づけられています。
会場は淡路島北西海岸に位置する「SAKIA」。ここは、2014年に閉校になった小学校の跡地を再生した複合施設で、食とアート、学びをテーマにした地域創生の拠点です。 バルニバービの株主総会は、ただの報告書の読み上げに留まらず、「体験型IR」として株主と会社の新たな信頼関係を築く場となりました。
大盛況の質疑応答セッション
総会では、質疑応答の時間も設けられ、活発な意見交換が行われました。多くの株主から「淡路島での実際の活動を見られて良かった」という声があがり、地域の魅力を直に感じる貴重な機会として評価されました。このような双方向のコミュニケーションは、株主との距離を縮め、より良い関係を築くための重要なプロセスです。
地域の食を味わう「Salon BARBIES FESTA」
株主総会の後には「Salon BARBIES FESTA 2025」が開催され、地域生産者や社員が一堂に会し、淡路島の魅力を体感できるイベントとなりました。このフェスタでは、地元の新鮮な食材を使った特製ランチBOXやオリジナルカレー、淡路島産の玉ねぎスープなどが提供され、参加者からは「また来たい」といった感想が多く寄せられました。
晴れない天候にも関わらず、多くの参加者が集まり、淡路島の食文化を楽しむ姿が印象的でした。さらに、株主には「バルニバービ特製ランチBOX引換券」と、Frogs FARM各店舗で使える400円券をセットにした「グルメホッピングチケット」が配布され、地域の店舗を巡る楽しみも提供されました。
来場者からのポジティブなフィードバック
参加者からは、「バルニバービの描く未来に共感した」「地域の現場を見ることができてよかった」といった温かい言葉が聞かれました。しかしながら、予想を上回る来場者数によって一部のサービスに不便をおかけしたとの声もありました。この意見も踏まえ、来年度の株主総会ではさらなる改善に努めるとのことです。
地元の未来を共に築くバルニバービの挑戦
株主総会を振り返り、代表取締役の佐藤裕久氏は「私たちの活動が地域に与える影響を実感した」と語りました。「食を通じて地域の未来を創造する」企業として、バルニバービはこれからも地域と共に成長し続ける姿勢を示しています。
今後も「食から始まる地方創再生」をテーマに、株主とともに持続可能な未来を切り拓いていく取り組みが期待されます。淡路島の風土や人々とのつながりを築きながら、地域創生を促進するバルニバービの挑戦から目が離せません。
開催概要
- - 日時: 2025年10月25日(土)
- - 会場: Frogs FARM ATMOSPHERE(SAKIA)
- - 総来場者数: 約1,600名
公式リンク
バルニバービの今後の活動に、大いに期待しましょう。地域との密接な関係を築きながら、さらなる成長を目指す姿勢が印象的です。