ワタミが新たに展開する「勝浦のブダイの煮つけ」で地域資源活用に貢献

地域の味を手軽に楽しめる「勝浦のブダイの煮つけ」

ワタミ株式会社が展開する冷凍惣菜宅配事業「ワタミの宅食ダイレクト」が、千葉県勝浦市の低未利用魚、ブダイを使った新メニュー「勝浦のブダイの煮つけ」を発売しました。この商品の発売は、地域資源を有効活用する取り組みの一環として行われており、食材の持続可能な利用促進を目指しています。

新メニューの特徴

「勝浦のブダイの煮つけ」は、ブダイをひとくちサイズの切身にし、甘辛い醤油だれで煮付けた一品。肉厚な白身魚は、プリプリとした食感が特徴で、ご飯のお供にも最適です。これに加えて、副菜として切干大根、ツナマヨ、人参としめじのバター醤油がついており、手軽に栄養バランスの取れた食事が楽しめます。熱量は238kcal、食塩相当量1.9g、たんぱく質23.3gと、ヘルシーさも兼ね備えています。

磯焼け問題への取り組み

千葉県沿岸では、海藻が生い茂る「藻場」が重要な生態系を形成している一方、近年は藻場が消失する「磯焼け」が発生しており、これがブダイの増加を招いています。ブダイは海藻を食べる魚で、その影響で藻場が減少していることが明らかになっています。この取り組みを通じて、ワタミは地元漁業者と協力し、ブダイなどの適切な駆除を行い、藻場保全に役立つ持続可能な海洋資源の利用を推進しています。

SDGsへの具体的な貢献

ワタミの「勝浦のブダイの煮つけ」の販売は、以下のSDGsの目標達成にも寄与しています。

- 目標12: 低未利用魚の有効活用
- 目標14: 地域漁業資源の持続可能な利用の促進
- 目標17: 企業・行政・地域の連携による社会課題解決

また、漁業者だけでなく、地元の学生や市民とも力を合わせて、漁村地域の維持・活性化にも取り組んでいます。

商品の購入方法

「勝浦のブダイの煮つけ」は、年間を通して提供されている「いつでも三菜」の一環として、定期の「選べるセット（定期10食セット）」や都度注文の「選べるセット（都度10食セット）」で楽しむことができます。これにより、お客様は自分の好みに合わせたメニューを自由に選べるため、利便性も高く、忙しい日常でも栄養価の高い食事を簡単に楽しむことができるようになっています。

これまで以上に健康的な食習慣をサポートしながら、地域の水産資源を守るための活動を続けていくワタミの取り組みに、ご期待ください。

「ワタミの宅食ダイレクト」とは

「ワタミの宅食ダイレクト」は、管理栄養士が設計したバランスの取れた冷凍惣菜を宅配でお届けするサービスです。冷凍庫にストックしておけば、必要な時にすぐに食べられ、忙しい主婦やシニア世代の方々にも大好評です。詳細はワタミの公式ウェブサイトで確認できます。

ぜひご家庭でも「勝浦のブダイの煮つけ」を試して、地域資源の魅力とおいしさを実感してみてはいかがでしょうか。