小山進の新作登場
2025-11-04 13:47:55

ショコラティエ小山進、日本最多記録を更新!新作ボンボンショコラの魅力に迫る

小山進、味覚の世界で新たな高みへ



兵庫県に拠点を置くショコラティエ、小山進氏が再び注目を集めています。彼は、フランスの有名なチョコレートコンペティションであるC.C.C.(Club des Croqueurs de Chocolat)にて、なんと12度目となるゴールドタブレットを獲得しました。この偉業は、小山氏の手がけるボンボンショコラ「SUSUMU KOYAMA'S CHOCOLOGY 2024」の一部として発表されたもので、今年のテーマは「浮遊空間es」です。

浮遊空間を味わう



「浮遊空間」とは、人が母親の胎内で経験する夢のような状態であり、その感覚をボンボンショコラという形で視覚化しました。食べると、重力から解放されたような軽やかさと深い味わいが感じられます。こだわりの素材が生み出すハーモニーは、食べる人たちに過去の記憶を思い起こさせることでしょう。

このボンボンショコラは、四つの異なるフレーバーから成り立っており、次のような味のマリアージュが展開されます。

1. 芳香小野菊&カバラン+温州みかん


この一口は、野菊のガナッシュに、滑らかなカバランのガナッシュ、さらには自家製の温州みかんのクーベルチュールでコーティングされています。舌の上で引き起こるフレーバーの交響曲は、ただただ美しいです。

2. ルイボスティー&ラム+パイナップル


繊細に香るルイボスティーとラムのガナッシュに、トロピカルなパイナップルのパートドフリュイが組み合わさった作品です。食べる瞬間、見事なバランスで調和したフレーバーが心地良い余韻を残します。

3. 阿里山烏龍茶+カバラン&胡桃プラリネ


くるみのプラリネが非常に印象的です。その風味が烏龍茶の爽やかさと見事に融合し、独特な後味を生み出します。

4. パッシージャ・チレデオアハカ&燻製パプリカ+マンゴー


複雑な味わいのこのガナッシュは、スパイシーで香ばしいパプリカと甘いマンゴーが調和した素晴らしいコンビネーションです。これはまさに、ショコラの新境地と言えるでしょう。

食べ方の独自ルール


小山氏のボンボンショコラには、正しい食べ方があります。No.1からNo.4までを順番に食べ、その後再びNo.1に戻るというスタイルです。これにより、各フレーバーの行き来が新たな味の発見をもたらします。

新作の紹介


さらに、2025年11月1日には新たなシリーズ「CHOCOLOGY 2025」が発売されます。こちらは小山氏が愛するパリの香水ブランドINDULT PARISの香りをチョコレートに巧みに移し替えたもの。香りと味わいが見事に響き合い、次年度のC.C.C.への出品が期待されています。

小山進氏の進化する物語


小山進氏は1964年、京都に生まれ。2003年に兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を開業しました。彼のショコラは、単に甘いだけのデザートではなく、芸術作品のように感じます。フランスのショコラコンクールで12度の受賞歴を持つ彼は、この道での枠を超え、絵本やモノづくりを通じた幅広い活動を行っています。

エスコヤマは、訪れるすべての人々に驚きと喜びを与える空間。魅力的なチョコレートと共に、訪れる人に美味しさと新たな発見を提供しています。


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