辻村史朗氏が語る「隧 ZUI」プロジェクトの魅力と哲学
2026年6月7日、早駒運輸株式会社が発足したサステナブル・ラグジュアリーSAKEプロジェクト「隧 ZUI」が始動し、その核心を探る映像シリーズ『ZUI Premium Interview』が全6回にわたり配信されます。記念すべき第1回には、世界的な作陶家・辻村史朗氏を迎え、彼の深い創作哲学と隧道への想いを掘り下げます。
「隧 ZUI」とは?
「隧 ZUI」は日本酒ブランドではありますが、単なる飲み物の枠を超えた文化継承プロジェクトです。神戸の歴史や文化、さらには職人の魂を未来に受け継ぐための枠組みとして立ち上がりました。プロジェクトの目的は、神戸港開港150年を機に地域の新たな資源を発掘し、サステナブルな観点からその美しさと魅力を広めていくことです。
辻村史朗氏のインタビュー内容
第一回のゲスト、辻村史朗氏は、土との対話を大切にしながら生み出す器について語り、「隧 ZUI」のラベルに記された「子(ね)」の揮毫に込めた思いを伝えました。彼は創作物を通じて、器本来の美しさのみならず、使うことの本質を探ろうとしています。
「器はただ飾るためのものではなく、実用性を持った美の象徴である」という哲学のもと、飲み口にこだわった酒盃を追求。一般的な酒器の枠を超えたデザインが辻村氏の情熱と技術の結晶であることが伝わります。これらの哲学的視点が、インタビュアーである早駒運輸の社長、渡辺真二氏との対話を通じて色濃く再現されます。
湊川隧道と「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 Years」
記事で紹介される「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 Years」は、神戸の歴史的遺産である湊川隧道で熟成された特別な日本酒です。ここは、温度・湿度が一定に保たれるため、酒の熟成に理想的な環境が整っています。5年間の歳月をかけてじっくり育まれたこの酒は、辻村氏の哲学が色濃く反映された一杯でもあります。
このプロジェクトには、早駒運輸の他に神戸酒心館や湊川隧道保存友の会も参加し、地域文化の継承や文化財の保存活動支援が目的とされています。サステナブル・ラグジュアリーという新たな概念を基に、環境や文化に配慮したお酒づくりが行われています。
今後の配信内容
『ZUI Premium Interview』は全6回のシリーズで、辻村氏に続く各回のゲストたちも地域文化とその未来に寄与する表現者が登場します。次回は永松仁美、嘉戸浩、安福武、西田稔と続き、神戸の記憶と未来を紐解く内容が展開される予定です。
そして最後の第6回では、渡辺社長自身がその思いを込めた語りをする予定です。映像は公式YouTubeチャンネルやInstagramを通じて配信されますので、ぜひチェックしてみてください。
この「隧 ZUI」プロジェクトは、地域の美しい文化を残していく大きな試みであり、神戸港を舞台に新たな価値を創造し続けています。初回となるこのインタビューが、これからの神戸文化を考えるきっかけとなることでしょう。