タイ・バンコクにラグタグの新店舗が開店
ユーズドセレクトショップ「ラグタグ」が、2025年9月にタイ・バンコクの大型商業施設「Central World」で新たに店舗をオープンすることが発表されました。このお店は、今年7月にオープンした「One Bangkok」店に続く2号店であり、タイのファッションリユース市場における存在感をさらに強化することを目指しています。
ラグタグの成り立ちとコンセプト
「ラグタグ」は1985年に東京・原宿で初めての店舗を開店し、日本国内で24店舗を展開しています。セレクトショップとして、中古品とは思えない高品質なデザイナーズアイテムを厳選し、多くのファッション愛好者から支持を受けています。特に、年間70万点もの商品を集め、それらを専門バイヤーが厳しい目で選別し、真贋チェックやリペアを経た後に販売しています。これにより、顧客は安心して買い物を楽しむことができるのです。
タイ市場への進出と影響
タイでは近年、リユース商品の需要が急増しています。特に日本製の中古品は、その品質の高さから地元の顧客に人気があり、「ラグタグ」はこの流れを捉え、サイズや価格帯を戦略的に設定しています。その結果、オープンから短期間で売り上げを伸ばしており、現地ニーズに応じたお店の運営が評価されています。
新たにオープンする「Central World」店は、バンコクの中心部に位置し、BTSスクンビット線「チットロム」駅から直結するスカイウォークの利便性もあって、国内外の様々なお客様からの来店が見込まれます。550店舗以上が入るこの施設は、充実した品揃えも魅力です。
顧客サービスと商品展開
「ラグタグ」は地域密着型のサービスを提供することにも注力しています。各店舗での顧客のニーズを的確に把握し、店舗ごとに最適な商品構成とサービスの提供を目指します。また、オンラインショップやアプリを通じて、実店舗と連動したマーケティングを行い、EC販売の強化にも努めています。
「ラグタグ」は、このようにしてタイのファッション業界での地位を確立し、さらなる市場拡大を考えているのです。特に、ラグジュアリーブランドのアイテムが集まる「Central World」における新店舗は、多くのファッション愛好者に新たな選択肢を提供します。
経営体制と物流の強化
この新しい店舗は、株式会社ワールドとSAHA GROUPの合弁会社が運営します。プロフェッショナルなスタッフによる接客力の向上や、物流面での強化も視野に入れており、顧客にとって魅力的な商品ラインナップを維持しつつ、安定した経営基盤を構築していきます。特に、SAHA GROUPの広範なネットワークを利用して、より魅力的なラグジュアリー商品を仕入れることが期待されています。
まとめ
2025年9月の「Central World」店のオープンにより、ラグタグはさらなる世界展開へと弾みをつけるとともに、タイにおけるリユース市場でのプレゼンスを強化するでしょう。ファッションに敏感な皆様、ぜひこの機会に「ラグタグ」の魅力を体験してみてください!