神戸学院大学が生まれ変わらせる「みどりの交流拠点」
神戸学院大学が取り組む「みどりの交流拠点」プロジェクトは、地域とのつながりを深める重要なステップです。この取り組みは、県民まちなみ緑化事業に選ばれたことからスタートし、キャンパス内のウッドデッキをより人々が集える場へと変身させます。
2025年9月、現代社会学部の菊川裕幸講師が中心となり、教職員や学生で構成される新たな団体「Botanic Port」が設立されました。その活動の一環として、兵庫県の緑化事業に申請し、見事に採択されました。このプロジェクトの目玉は、ユニバーサルデザインを採用したプランターの設置です。これにより、全ての人々が快適に利用できる自然の癒しの空間を提供します。
イベントの内容
プロジェクトの一環として、2025年12月19日の午前9時から、地域住民たちを招いて植栽を行います。この日に植え付けるのは、カンキツ類のような食用植物や香り豊かなハーブ類です。これにより、五感で自然を楽しめる場所を実現することを目指しています。また、クリスマスシーズンに合わせて、華やかなイルミネーションや賑やかな装飾が施される予定です。地域の人々が集い、楽しむための素敵な場が提供されることになるでしょう。
今回の植栽活動には、神戸学院大学の学生や地元住民が参加し、共に手を携えて新しい空間を作り上げていきます。特に、障がい者をはじめとした多様な方々が植物と触れ合えるように設計されたプランターやレイズドベッドの存在は、コミュニティ全体に向けて開かれた取り組みといえます。
活用のビジョン
設置後もこの「みどりの交流拠点」は、単なる休憩スペースに留まらず、地域の皆さんと協力して季節ごとの花を育てたり、障がい者、高齢者、子ども向けの園芸療法プログラムを充実させていく方向での活用が期待されています。これにより、地域と大学の連携がさらに深まり、持続可能なコミュニティの形成が促進されることを願っています。
取材・お問い合わせについて
今回のプロジェクトについて、取材を希望されるメディア関係者の方は、神戸学院大学現代社会学部にご連絡ください。また、当日取材の受付も行っておりますので、是非ともお越しください。駐車スペースも用意されていますので、アクセスも容易です。プロジェクトの成功に向けて、皆さんの支援をお待ちしています。
このように、神戸学院大学は地域社会との関係を深めるため、「みどりの交流拠点」を活用したさまざまな活動を計画しています。将来的には、地元の皆さんの新しい交流の場として、また心を癒す場として、多くの人に愛されるスペースとなること間違いありません。