UCCジャパンが次世代サステナビリティ教育に挑戦
UCCジャパン株式会社は、札幌の環境先進都市である月寒高等学校と連携し、半年間にわたって次世代のサステナビリティを探求する学習プロジェクト「BEING ALIVE」を実施しました。このプロジェクトは、石屋製菓株式会社や一般社団法人SWiTCHと共に、環境問題に対する意識を高めることを目的としています。
プロジェクトの概要
この探求学習プロジェクトでは、2024年9月から2025年2月の間に、28名の高校生が企業やNPOのサステナブル担当者と直接対話を重ね、具体的な環境貢献アクションについて学びました。プロジェクトは14回のワークショップで構成されており、UCCジャパンの当初の目標「サステナビリティ教育受講者数30万人」を見据えた取り組みとなっています。
ワークショップの内容
初回から3回目では、UCCが登壇し、コーヒー産業に関連する環境問題やサーキュラーエコノミーについて具体的な実例を交えて紹介しました。これにより生徒たちは企業がどのように社会課題に取り組んでいるのかを学び、「地球環境」「人権問題」など多くの視点を得ました。
さらに、第9回と第10回には、UCCとISHIYAの役員が特別トークセッションを行い、企業の意思決定過程やサステナビリティ推進の意義について共有しました。このセッションにより、生徒たちは企業視点での課題解決力を養い、実践的な視野を持つことができました。
最終回の発表会
プロジェクトの最終回では、これまで学んだことを基に生徒たちが自ら調査・実践したアクションプランを発表しました。彼らは知識を単なるインプットに留まらせず、社会問題に対する具体的な行動へつなげることの重要性を体感しました。
生徒たちの成長
参加した生徒たちは、環境問題に対しての自らの考えを深め、実際に行動に移す力を育むことができました。その中で、ポスター掲示やプラスチック削減を目的とした「傘バケツ」導入など、様々な啓発活動を試みました。また、発表を通じて他の生徒たちへの影響も見受けられ、学校全体の環境意識が高まったことが伺えました。
サステナKIDS AWARDへの参画
さらに、UCCジャパンはSWiTCHが主催する環境問題解決を目指す「サステナKIDS AWARD」にも参加しました。このコンテストでは、札幌市内の学生たちが創造的アクションを提案し、UCCは「SDGsセミナーの周知拡大」をミッションとしてアイデアを募集。43作品が集まり、特に優れた3作品には賞が授与されました。
未来への意気込み
UCCジャパンは、これらの活動を通じて、次世代のリーダーたちとの対話を深め、未来に向けての環境教育を推進していく考えです。参加した子どもたちが、学んだことを活かして持続可能な社会の実現に向けて行動してくれることを願っています。 UCCの今後の取り組みについては、公式ウェブサイトで最新情報をお知らせしていますので、ぜひご覧ください。