兵庫のパークアップ、MOBY事業を譲受へ
兵庫県明石市に本社を置くパークアップ株式会社が、東京都のディーエムソリューションズ株式会社から自動車総合情報メディア「MOBY」を令和7年6月1日より譲受することを発表しました。この取り組みにより、パークアップは二輪だけでなく四輪メディアへの本格的な参入を果たし、より多様なモビリティ情報の提供を目指しています。
MOBYとは
「MOBY」は、2015年からサービスを開始し、最新の車両情報やカーライフ提案、交通に関する話題などを通じ、多くの支持を集めてきた日本の主要な自動車メディアです。このメディアとパークアップの編集力、マーケティング力を組み合わせることで、今後さらなるメディア価値の向上が期待されています。
事業譲受の背景と目的
パークアップは既にオートバイを中心とする専門メディア「Moto Megane」を運営しており、これまで独自のポジションを築いてきました。今回の譲受は、二輪と四輪を横断した総合的な情報提供を実現し、モビリティユーザーにとってより価値のあるサービスの展開を目指すものです。この融合により、モビリティ分野における一層の広がりが見込まれています。
今後の展開
「MOBY」のブランドは譲受後も維持され、既存の読者に対しても便利さを損なわないように運営が続けられます。また、「Moto Megane」との連携を強化し、両メディアの広告や編集面での相乗効果を得ることを目指しています。これにより、広告主と読者の双方にとって魅力的なプラットフォームを構築し、モビリティメディアの新たな地平を切り開くことでしょう。
パークアップのビジョン
パークアップは、モビリティ情報の確立と両輪のメディアでの強力なシナジー効果を追求しています。二輪・四輪それぞれの領域で多様なコンテンツの発信を行い、EC事業やマーケティング活動においても一層の充実を図ります。特に、ユーザーにとって利便性の高い情報提供を心がけており、これからの展開に対する期待が寄せられています。
この事業譲受は、単に情報の提供だけでなく、モビリティの未来を見据えた新たな事業の展開へと繋がる重要なステップとなるでしょう。今後の目標としては、二輪と四輪をつなぐ新しい価値創造の実現が掲げられています。ユーザーへは、より一層深い情報と価値の提供をお約束し、パークアップの進化を見逃せません。