組織文化の醸成を目的とした特別な内定式
兵庫県宝塚市に本社を置く不動産、リフォーム、広告制作、コンサルティングを手がける株式会社ウィルは、2026年4月入社予定の内定者42名を迎え、恒例の内定式を実施します。この内定式は、30年以上続く伝統行事です。特筆すべきは、その内容で、面接では決して見られない内定者の自然な表情や振る舞いを引き出す運動会を取り入れている点です。
内定式実施日程
今年の内定式は、10月1日(水)、2日(木)に行われ、1日目には四半期納会を通じて社員の営業成績表彰が実施されます。その後、2日目には内定者と社員が混ざり合った24チームに分かれて6種目の競技に挑みます。今年は320名以上が参加予定で、運動会の盛り上がりが期待されます。
運動会の意義
昨年の運動会の際の写真からもわかるように、参加者は必死で走り、応援し、喜びや悔しさを共有します。面接やフォーマルな場では決して見られない、彼らの本来の姿が浮かび上がります。このような体験を通じて内定者は、社員たちとの交流を深めるとともに、会社の文化を肌で感じることができます。
内定者と社員の良好な関係構築
運動会では、初めて会う社員とのチームワークが求められます。内定者は社員からの声かけや応援を受けながら、自然と会話が生まれ、相互理解が促進されます。具体的には、平成7年から始まったこの運動会は、内定者と社員が同じ目標に向かって協力し、喜びや達成感を共に味わう絶好の機会なのです。
継続する理由
30年以上このイベントを続けている理由は、内定者が早い段階で企業文化に触れることで、入社への意欲を高められるからです。また、社員同士も役職や職場の壁を越えた相互理解が進み、コミュニケーションが活発化します。このような体験を通じて、入社後の職場環境を明確にイメージできることは、内定者にとって非常に価値のある体験です。
運営の自主性
さらに興味深い点は、運動会の企画・運営を外部に頼らず、社内の有志で行っていることです。多様な年次や職種の社員が「運動会準備隊」として集まることで、自らの成長や新たな視点を得る場にもなっています。普段の業務とは異なる役割を担うことで、社員同士の結束が強まります。
社員を生かす施策
その結果、当社の離職率は業界平均を大幅に下回る数字を記録しており、女性管理職比率や管理職を目指す社員の比率も高い数値を示しています。こうしたデータは、内定式や運動会が組織に与える好影響を表しています。
社員のキャリア形成
今後も、ウィルでは相互理解を大切にした組織づくりを続け、社員が活躍できる環境を整えていく方針です。労働市場が厳しい中で、人材獲得競争が激化していますが、我々は独自の文化と伝統を守りつつ、積極的な施策を展開していく所存です。私たちの2026年内定式がどのように実施され、参加した内定者たちがどのような経験を得るのか、ぜひご注目ください。