岡山大学は2025年8月7日と8日の二日間、岡山コンベンションセンターで開催された「おかやまSDGsフェア2025」に参加し、学生団体や教職員による様々な活動を紹介しました。このイベントには、岡山県を中心に多くの企業や団体が集い、持続可能な開発に向けた各自の取り組みを披露する場となっています。
今年で3回目となるこのフェアでは、合計98団体がブースを出展し、講演やワークショップ、さらにはクイズショーに食事コーナーまで、多彩なプログラムが展開されました。訪れた方々は、約3,500人に達し、熱気あふれる雰囲気の中で多くの交流が生まれました。
岡山大学のブースには、参加者が多く訪れ、教職員と学生団体の活動についてのパネル展示が行われました。約100組以上の来訪者があり、関心を寄せていただきました。中でも「ガクチョウパネル」と呼ばれる展示物は人気を博し、多くの人々が記念写真を撮影していました。これにより、岡山大学の取り組みが広く認知される良い機会となりました。
また、学術研究院教育研究マネジメント領域の吉川幸准教授がワークショップ「レゴ×SDGs!未来のまちをつくろう」を実施し、参加者は楽しみながらSDGsについて学びました。ワークショップでは、未来の街を創造するというテーマで、参加者同士がアイデアを出し合い、持続可能な社会のあり方を考える貴重な体験が提供されました。
さらに、岡山大学病院が推進しているオープンイノベーションプログラム「BIZEN」や、学生団体によるワークショップも盛りだくさんでした。データサイエンス部(DS部)や「OU!万博」、「ローターアクトクラブ(RAC)」、「TABLE FOR TWO+(TFT+)」などがそれぞれ独自の活動を披露し、参加者との深い交流が生まれました。
今回の「おかやまSDGsフェア2025」では、昨年よりも多くの学生団体や教職員が参加し、岡山におけるSDGsの先進的な取り組みを学ぶと同時に、さまざまな方々とのネットワークを広げる機会となりました。岡山大学は引き続き、パートナーシップを拡大し、地域社会の未来を共創する取り組みを進めていく考えです。
岡山大学は、地域住民や企業と連携し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた多様な活動を通して、地域に貢献する大学としてその存在感を高めています。今後も地域の特色を生かした研究や教育を展開し、岡山の発展に寄与していくことで、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしていくことに期待が寄せられています。
岡山大学のSDGsに関する取り組みや活動については、公式ウェブサイトでも紹介されているので、ぜひチェックしてみてください!