古野電気が2025年度版の統合報告書を発行
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男)は、2025年度版の統合報告書をこのたび発行し、その内容を自社ウェブサイトで公開したことをお知らせします。この報告書は、同社が株主や投資家を含むステークホルダーとのコミュニケーションを強化し、企業価値の中長期的な向上を目指すために策定されています。
古野電気は、2023年から統合報告書を発行し、企業の事業活動や中期経営計画、サステナビリティへの取り組みを財務および非財務の両面から明確に伝えることを目指しています。「統合報告書2025」では、同社の価値創造の根源となる経営資本についての理解を深め、持続可能な成長に向けた指針を示しています。
統合報告書の主な内容
この報告書では、経営資本の詳細やキャッシュアロケーション方針、さらに進行中の中期経営計画に基づいて実施している事業戦略について新たに掲載されています。これは、企業の透明性を高め、ステークホルダーにとって価値ある情報を提供することを意図しています。
企業の成長戦略
古野電気は、1948年に世界初の魚群探知機の実用化を成し遂げた以来、舶用電子機器の分野で独自の超音波技術と電子技術を活用し、多くの世界初・日本初の商品を提供しています。現在、90か国以上に渡る販売体制を確立し、舶用電子機器市場で強固な地位を築いています。このような背景を持つ同社は、さらなるグローバル展開と技術革新に注力しています。
サステナビリティへの取り組み
また、統合報告書ではサステナビリティ関連の取り組みにも焦点を当てています。古野電気は持続可能な社会の実現に向けて、環境保護や社会貢献に関する多様な活動を行っています。これにより、企業価値の向上だけでなく、社会全体への貢献も同時に目指しています。
さらなる情報開示
古野電気は今後も、統合報告書や公式ウェブサイトを通じて情報開示を充実させ、ステークホルダーとの良好なコミュニケーションを大切にし続けます。詳細については、同社のウェブサイト内にある「統合報告書2025」のページで確認できるほか、英語版の発行も10月中旬に予定されています。
このように、古野電気は将来的な成長戦略を明確にしつつ、持続可能な社会の実現にも貢献することを目指しています。今後の動向にぜひご注目ください。