明石藩の魅力展
2025-08-07 12:40:10

明石で知る江戸時代の文化と美、企画展「明石藩の世界」開催へ

企画展「明石藩の世界」開催のお知らせ



明石市立文化博物館にて、特別展「明石藩の世界13 明石で華ひらく知と美の世界―蛻巌・崋山が遺したもの―」が開催されます。図の通り、期間は2025年9月20日から11月3日までの間で、明石の文化と歴史を深く掘り下げる絶好の機会となるでしょう。

蛻巌と崋山――明石の魅力的な関係



この展覧会は、江戸時代中期の優れた詩人である梁田蛻巌と、画家・蘭学者の渡辺崋山という二人の人物に焦点を当てています。蛻巌は明石藩に仕え、孔子思想を広めるとともに、学者たちとの交流を深めました。一方、崋山は画家としての顔が著名ですが、彼もまた明石藩士たちとの密接な関係を持っていました。

展示内容とその魅力



本展では、蛻巌の漢詩や碑文から、当時の明石市民たちの生活がどうであったかを感じることができます。さらに渡辺崋山が残した絵画や文献も展示され、彼が明石藩主や藩士たちと築いた関係についても知見を得ることができるでしょう。特に、蛻巌の書や崋山の作品を通して、彼らの世界観を肌で感じることができます。

蛻巌の書の魅力



蛻巌が書いた「春詞」などの作品は、明石市内に蒔かれたその詩的風景を表現しています。彼が識った儒学の教えや、当時の文化状況について知る絶好の材料です。また、彼の作品は今なお多くの人々に親しまれており、その価値を未来に伝えていくべきものです。

脈々と受け継がれる絵画の世界



さらに、渡辺崋山が描く「春渓高隠図」や、弟子である椿椿山の「不二山図」など、他ではなかなか見ることのできない貴重な作品を展示します。この機会を逃すことなく、ご覧いただきたい所です。

明石との関わり



明石と田原(現在の愛知県)は、地理的には少し離れた存在に見えますが、江戸時代には近しい関係が築かれていました。今回の展示では、その当時の文化的な交流を示す資料も多く展示され、その意外性に驚かされることでしょう。

展覧会の詳細



開催期間


  • - 会期 : 2025年(令和7年)9月20日(土)~11月3日(月・祝)
  • - 開館時間 : 9:30~17:30(最終入館は17:00まで)
  • - 休館日 : 毎週月曜日(ただし10月13日、11月3日は開館)

観覧料


  • - 大人: 200円
  • - 高校生: 150円
  • - 中学生以下は無料

交通アクセス


明石駅から徒歩5分と、アクセスも非常に良い立地です。

関連事業も盛りだくさん



本展に合わせた講演会や、古文書講座も用意されていますので、興味のある方はぜひお申し込みください。各講演は事前申し込みが必要ですが、より深く理解を得るためのチャンスです。

この企画展は、明石に住む私たちにとっても特別な経験になることは間違いありません。ぜひ、大切な人と一緒に訪れて、江戸時代の文化と美を心ゆくまで体感してください。


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