岡山大学の新たな拠点、共創イノベーションラボKIBINOVE
岡山大学(岡山市北区)から、12月1日に発行された広報誌「いちょう並木」Vol.110が注目を集めています。この号では、特に津島キャンパスに新たに誕生した共創イノベーションラボ「KIBINOVE」(きびのべ)が大きなテーマとして取り上げられています。
KIBINOVEの魅力
KIBINOVEは、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の新たな共同創造の拠点です。設計段階から多くの大学スタッフが参加し、「固定観念にとらわれない開かれた空間」を目指して建設されました。この空間は、さまざまな知とアイデアが交わり、新しい価値を創出する場として機能することを期待されています。
広報誌には、KIBINOVEの5つのフロアが写真と共に紹介されており、各フロアがどのように利用されるのかを具体的にイメージすることができます。相互作用やコミュニケーションが生まれる場を提供することで、学生や研究者、地域の方々に新たな機会を提供することでしょう。
金光賞で未来を切り開く
さらに、本号では「金光賞」の特集も見逃せません。この賞は、岡山大学の卒業生である金光富男さんの思いを受け継ぎ、学業や研究、課外活動で優れた成果をあげた学生に贈られます。那須学長と小長Alumni会長の対談では、金光賞の背景にある理念や、受賞者のリアルな声が紹介されており、その舞台裏を知ることができます。
先日行われた授賞式では、今年度の受賞者たちが自らの活動や学びについて語り、今後の目標を語りました。彼らの情熱と努力に触れることで、岡山大学の未来を感じることができるでしょう。
スポーツ・文化活動の受賞者を紹介
また、令和6年度の「学生スポーツ賞」と「学生文化奨励賞」の受賞者も特集されています。それぞれの受賞者は、多彩な活動を通じて輝かしい成果を上げており、誌面ではその中から一部をピックアップ。彼らの努力や思いを知ることができる貴重な内容となっています。
輝く学生たちのストーリー
岡山大学では、学生たちが様々な分野で輝く姿を見せています。特に注目なのは、気象研究に取り組む理学部の稲葉康晟さん。西日本豪雨を経験したことをきっかけに、気象の世界に飛び込んだ彼の純粋な探求心と挑戦への姿勢が紹介されています。
また、教育学部の前田恵舞さんは、世界大会で金メダルを獲得したバトントワーリングの選手です。彼女の情熱と家族、仲間の支えがどのように彼女を国際的な舞台に導いたのか、感動的なエピソードが語られています。
最新情報が満載のOU NAVI
岡山大学の最新動向を知りたい方にはOU NAVIが役立ちます。プレスリリースや新任教員情報、イベントの報告をダイジェストで確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
歴史に触れる岡大モノクローム
最後に、広報誌では岡山大学の歴史についても触れられています。特集「岡大モノクローム #13」では、1954年に行われた岡山医科大学の閉学記念式に関する古写真が紹介され、当時の雰囲気が伺えます。
多彩なコンテンツが揃う「いちょう並木」Vol.110では、岡山大学の魅力がぎゅっと詰まっています。この機会にぜひ手に取って、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みを知っていただきたいと思います。全ページは、公式サイトでもご覧いただけます。
参考情報
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デジタルパンフレット
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岡山大学統合報告書