無人書店が新登場
2025-06-17 15:13:31

新神戸駅に完全無人書店「ほんたす しんこうべ」がオープン

新神戸駅に誕生する完全無人書店「ほんたす しんこうべ」を知ろう



2025年6月26日、兵庫県神戸市の新神戸駅近くに新たな形の書店「ほんたす しんこうべ」がオープンすることが発表されました。この書店は完全無人として運営され、最新技術を駆使して、訪れる人々に快適な書店体験を提供します。運営会社は株式会社TOUCH TO GO(TTG)であり、彼らの提供する多機能セルフレジ「TTG-MONSTAR」を導入しています。この革新的な書店の誕生は、神戸の文化振興に寄与することを目指しています。

1. 無人書店「ほんたす」の意義


「ほんたす しんこうべ」は、新神戸駅の改札前にオープンし、訪れる多くの人々の利用が期待されています。これまで無書店だったエリアの再整備の流れの中、神戸市は観光とビジネスの玄関口としてふさわしい空間を創出することを目指しています。「ほんたす」はその一環として、地域資源を活用した多様な書店の必要性が求められていました。この新しい書店は、神戸市の方々だけでなく、観光客など訪れる人々とのつながりを生むコミュニティの拠点となります。

市が進める「本」文化振興プロジェクトの一環として、テーマは「世界をひろげる、ほんとの出会い。」です。このように、本を軸にしたコミュニケーションを重視する姿勢が、地域に新たな活力をもたらします。

2. どのように無人運営が行われるか


「ほんたす しんこうべ」では、最新のテクノロジーを活用して、安心でストレスフリーな無人書店を実現します。入店時には、LINEミニアプリを使用したデジタル会員証が必要で、非対面式でのセキュリティ管理が行われます。また、遠隔接客システムを活用し、店内からの緊急対応も行うことができます。これにより、来店者は気軽に安心して買い物を楽しむことができます。

支払い方法にも注目で、複数のキャッシュレス決済に対応しているため、スムーズにお買い物が可能です。クレジットカードや交通系IC、各種二次元バーコードでの決済ができるため、利便性が高いのもポイントです。

3. 新鮮な品揃えで神戸の魅力を発信


「ほんたす しんこうべ」の特色は、その立地と品揃えです。「ふらっと、サクっと、旬を手に。」というコンセプトのもと、神戸にちなんだ出版社や作家の作品、話題の小説や新刊コミックスを幅広く取り揃えます。通勤や観光の合間に立ち寄りやすい場所にあるため、手軽にリフレッシュできるスペースとしても利用されるでしょう。

4. 「TTG-MONSTAR」の機能と利便性


この無人書店を支える「TTG-MONSTAR」は、券売機とセルフレジ、さらにはセミセルフレジの機能を併せ持つ多機能セルフレジです。これにより、レジ業務を実現させつつ人員を最大50%カットすることが可能となります。また、閉店時の締め作業も自動化され、さらなる効率化を実現しています。このシステムは、営業時間内外を問わず、さまざまな業態に適応できるため、今後のビジネスモデルとして注目されています。

5. まとめ


新神戸駅にオープンする「ほんたす しんこうべ」は、地域に根ざした全く新しい書店の形です。訪れる人々に新たな体験を提供し、地域文化の振興にも貢献します。書店はただ本を販売するだけでなく、地域の魅力を発信する重要な役割を果たすことが期待されています。神戸市民はもちろん、訪れた観光客にとっても特別な存在となることは間違いありません。ぜひ、そのオープンを楽しみにし、訪れてみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 神戸市 ほんたす TTG-MONSTAR

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。