食文化を担う奨学生
2025-10-07 13:21:54

シュゼット財団の奨学生が未来の食文化を担う!認定式の様子と卒業生の挑戦

食の未来を担う奨学生たち



2025年10月4日、兵庫県西宮市にて、一般財団法人シュゼット財団が主催する2025年度奨学生認定式が盛大に開催されました。今年度の奨学生には15名が選ばれ、これで7期目を迎えました。シュゼット財団は、菓子・食品業界の発展を目指し、未来の人材を育成するために設立された組織です。昨今、健康志向が高まる中で、私たちの食文化にとっても重要な役割を果たしています。

シュゼット財団の創立について



シュゼット財団は2019年2月に設立され、以来102名の学生に奨学金を提供し、彼らの学びをサポートしてきました。受賞者は、製菓や調理業界を目指す専門学校生たちで、将来的にはこの業界をリードする存在となるべく、日々努力しています。

今回の認定式では、奨学生たちの情熱と意欲が表れました。彼らの夢に対する真摯な姿勢が評価され、多くの期待が寄せられています。

奨学生の活躍事例



奨学生の中から二人の卒業生の成功事例をご紹介します。まず一人目は、高師七海さんです。彼女は「食を通じてふるさとを盛り上げたい」との強い想いから、農家レストランの開業を目指しています。

高師さんは製菓調理師学校に進学し、シュゼット奨学金を得て学びを続けました。在学中から起業の準備を進め、卒業から驚くことにわずか3か月後、2025年7月18日にコワーキングスペース「ぺんぎんLounge」をオープンしました。このスペースは、大学生や社会人が勉強できる環境を提供し、利用者同士の交流の場ともなっています。

そして、彼女の最終目標である農家レストランの開業に向けて、準備を続けています。自らの手で地域を盛り上げる姿勢には、強い決意が感じられます。

二人目は、菅原みづきさんです。菅原さんはアンリ・シャルパンティエのパティシエとして活躍しています。2024年に専門学校を卒業後、夢に見た製菓業界に第一歩を踏み出しました。

菅原さんは、幼少期の震災経験がきっかけで「お菓子で人を笑顔にしたい」との想いを抱き続けました。彼女は専門学校時代、学業と実習を両立しながらシュゼット奨学金の獲得を目指し、見事選ばれました。現在は店舗で焼き菓子や生菓子を担当し、日々お客さまの笑顔を思い浮かべながら丁寧にお菓子を作り上げています。

シュゼットの使命



シュゼットは「菓子と生きかたをつくる。」というミッションのもと、食文化の未来を支える人材の育成に取り組んでいます。未来のパティシエやシェフたちが活躍できる環境を整えることで、私たちの生活文化も豊かにしていきたいと考えています。

株式会社シュゼット・ホールディングスについて



シュゼット・ホールディングスは、1969年に兵庫県芦屋市で創業され、フィナンシェを代表商品としています。高品質なお菓子作りにこだわり、お客様に忘れられない感動を届けています。国内93店舗、海外8店舗を展開する「アンリ・シャルパンティエ」の他に、カジュアルな商品を展開する「シーキューブ」や、ミルクレープ専門店「カサネオ」、クリームパンが評判の「バックハウスイリエ」など、多様なブランドを持っています。

これからもシュゼットは、お菓子を通じて多くの人々に笑顔と感動を届けていくことでしょう。社の公式ウェブサイトもぜひご覧ください:シュゼット公式HP


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