フジッコ株式会社が提供する「子ども参観日」の意義
フジッコ株式会社が開催した「フジッコ子ども参観日」は、神戸本社と東京FFセンターの二カ所で行われ、子どもたちが保護者の働く姿を見学する特別な日となりました。この取り組みは、昨年に引き続き2年目を迎え、家庭では知ることができない保護者の仕事に対する理解を深めることを目的としています。加えて、企業と家庭のコミュニケーションを促進し、従業員の働きがいを向上させることにも寄与しています。
エンゲージメント調査結果
イベントの目的は、参加した従業員とその家族にとって重要な意味を持つもので、実際に8月から9月にかけて行ったエンゲージメント調査では、職場の人間関係や組織文化に関するスコアが前年よりも改善していることが確認されました。具体的には、同僚に関するスコアは6.9ポイントから7.3ポイントへ、文化に関するスコアも6.4ポイントから6.6ポイントに上昇し、企業文化の良好な変化を示しています。
参観日の実施内容
「フジッコ子ども参観日」では、さまざまなアクティビティが用意されていました。特に印象的だったのは、食育をテーマにした「豆の授業」やミニクッキング、「デザインワーク」など、楽しみながら学ぶ体験です。参加した子どもたちは、フジッコの製品を使って自分たちのお弁当を作り、仕事を終えた保護者と一緒にその出来栄えを味わいました。
職場訪問
さらに、子どもたちは保護者たちが働く職場を見学し、実際の業務の雰囲気を体感しました。この活動では、保護者へのインタビューや、同僚との名刺交換を通じて、大人たちの仕事を身近に感じられる貴重な機会となりました。子どもたちは、普段は知ることのない保護者の職業を理解し、人間関係の大切さを学びました。
社長との交流タイム
加えて、社長室の訪問やクイズ大会を通じて、会社のトップとのふれあいも楽しめました。クイズでは親しみやすい内容が盛り込まれ、参加した子どもたちはその場での交流に大いに笑顔を見せていました。
参加者の声
参加した子どもや保護者からは、多くの嬉しい声が寄せられました。子どもたちは「楽しかった」「豆が好きになった!」「ママの会社を見られて嬉しかった!」と楽しさを語り、保護者たちも「親がどんな場所で働いているのか体験できてよかった」や「他部署の方とのつながりを深められて嬉しい」との感想を述べました。
これからのフジッコ
フジッコ株式会社は、今後も育児支援や職場環境の向上に力を入れ、働きがいのある職場づくりを進めていく意向です。ダイバーシティ宣言に基づき、すべての従業員が個々の価値を大切にされる環境を整えることに努めています。また、健康経営を通じて、組織の持続的な成長を目指し、社会に新たな価値を提供する企業としての責任を果たしていく構えです。