赤穂緞通の伝統と楽しさを体感しよう!
兵庫県赤穂市の名物である赤穂緞通。この美しい織物は、日本三大緞通の一つに数えられ、その歴史は深く、魅力的な技術の遺産です。2025年5月15日から25日まで、神戸ポートピアホテルにて開催される展示会『鳳凰の煌めき』では、その赤穂緞通を用いた大人向けの塗り絵ワークショップが行われます。このワークショップでは、赤穂緞通の伝統的な模様を自由に色付けし、そのデザインをトートバッグへとアイロンプリントすることができます。
赤穂緞通とは何か?
赤穂緞通は、中国に起源を持つ厚手の織物であり、かつては明治天皇の御用達としても名を馳せました。しかし、戦争や時代の変遷によってその製作が衰退してしまいました。その後、赤穂市の努力によってこの技術は復活し、今では地域の誇るべき伝統工芸として多くの人々に愛されています。
ワークショップの内容
ワークショップは、毎日異なる時間帯で実施されます。参加者は事前の予約が必要で、魅力的な参加費4,500円でこの体験ができます。色付けは初心者でも簡単にできるように設計されていて、お子様の参加も歓迎されているため、家族で楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
トートバッグは、丈夫な12ozの100%コットン生地を使用し、内ポケットとキーホルダーフックも備えています。サイズは約300mm×200mmで、持ち手が290mm。このサイズ感は普段使いに便利で、普段の生活に和の美を取り入れてくれるアイテムです。
新シリーズも見逃せない!
ワークショップの他にも、新たに登場する15センチ角サイズの赤穂緞通の作品が展示会にて先行販売されます。『日常に、ほんの少しの和の美を』というコンセプトのもと、現代のライフスタイルにもマッチするデザインが魅力です。この小さな一枚は初めての方でも手に取りやすく、贈り物にも最適です。
ご予約とアクセス
このワークショップは、神戸ポートピアホテル内のポートピアギャラリーで行われます。参加を希望される方は、予約が必要です。Instagramのダイレクトメッセージや、電話でのお問い合わせにより予約が可能です。予定が合わなくても、先着順で当日参加も可能な場合がありますので、ぜひチェックしてみてください。なお、休館日や展示会最終日のワークショップはお休みですので、ご注意ください。
この展示会とワークショップを通じて、赤穂緞通の魅力と伝統を感じることができる貴重な機会です。地域の伝統工芸を身近に体験し、自分だけのトートバッグを作る楽しさをぜひ味わってみてください!