神戸元町に新たなコーヒーの拠点「toho coffee shop」
2025年12月15日、神戸市中央区元町に「toho coffee shop 神戸元町」がオープンします。運営するのは、地元神戸に本社を構える株式会社トーホー。外食産業向けの業務用食品卸を主要業務にしながら、自社焙煎のコーヒーも手がけて70年以上の老舗です。
自慢のコーヒーと多彩なメニュー
新たにオープンする店舗は、焙煎されたばかりのコーヒー豆を使用し、特に『フェアトレード有機コーヒー』と『スペシャルティコーヒー』を中心に提供します。用意される抽出方法は多彩で、ペーパードリップやネルドリップ、サイフォンなどから選ぶことができます。また、人気のエスプレッソメニューには、業務用にこだわって開発された「aria」を使用するなど、コーヒーへの情熱が込められています。
フードメニューには、プライベートブランド「EAST BEE」からの製品をベースにしたサンドウィッチや、軽食として楽しめるケーキ、アイスクリームなどのデザートも揃い、コーヒーと共にゆったりとした時間を過ごせる場としての提供を目指しています。
落ち着いた店内環境
店舗デザインは木目を基調にした落ち着いた雰囲気が特徴。1階と2階にはそれぞれテーブル席が用意されており、心地よい空間でリラックスしながらおいしいコーヒーを楽しむことができます。日常の忙しさを忘れさせてくれる場所として、多くの人々に愛されることでしょう。
コーヒー業界への想い
トーホーグループは、中期経営計画において、ブランドイメージを高める重要性に取り組んでいます。新たな直営店を設けることで、お客様との密接なコミュニケーションを図り、コーヒー製品のこだわりやプライドを直接届けることを目指しています。また、社内で協力し合いながら、使用するコーヒーマシンは連結子会社から調達し、店舗の設計施工は専門のグループ会社が担当します。
フェアトレードへの取り組み
1951年にコーヒーの自家焙煎から始まり、トーホーはフェアトレード認証コーヒーの取り扱いも行っています。2003年からは、中小生産者に最低買い入れ価格を保証し、公正な取引を通じて彼らの生活水準向上をサポート。最近では、フェアトレードの認証機関とのパートナーシップを結び、2035年までに調達量を1.5倍に増やすことを目指しています。
最後に
コーヒーの新天地として「toho coffee shop 神戸元町」がどのような魅力を持ち、訪れる人々の期待に応えていくのか、オープンを心待ちにしたいところです。コーヒー愛好家の方々はもちろん、ゆっくりとしたいサロン的な空間を求める多くの人々に、ぜひ訪れていただきたい店舗です。詳細は公式サイトやお店のお知らせをチェックしてみてください。気軽に訪れることができるカフェとして、元町の新しいランドマークとなること間違いなしです。