新たながん検査法、涙液を使用したTearExo®の実証試験開始
株式会社TearExoは、独自技術である涙液を用いたがん検査法「TearExo®法」の実用化に向けて、阪急阪神不動産株式会社との共同で実証試験を開始しました。この民間企業との連携により、企業内におけるがん検診の受診率向上を目指しています。
TearExo®法とは?
TearExo®法は、涙液中の細胞外小胞、いわゆるエクソソームを使用してがんを迅速かつ高感度で検出することを可能にする技術です。これにより、従来の方法に比べて100倍から1000倍も高い感度でがん細胞の存在を特定できるというメリットがあります。しかも、この方法は前処理を必要とせず、簡便に使用できるため、誰でも手軽に自己採取が可能です。
この新しい検査法の目的は、がんの早期発見や早期治療を通じて、健康な社会の実現を後押しすることにあります。涙液は通常の検査方法に比べて精神的なハードルが低く、検査を受けることが容易です。
実証試験の目的
今回の実証試験では、TearExo®法を用いて企業内での乳がん検診の受診率向上に向けた施策の有効性と運用性を検証します。この取り組みの結果、より多くの人々ががん検診に参加しやすくなることを期待しています。TearExoは、新しい検査法が日常的な健康管理に取り入れられることを願っています。
会社と技術の背景
TearExoは2022年に神戸大学発のスタートアップとして設立されて以来、“涙1滴、誰もが疾病から解放される世界”をビジョンに掲げています。この技術の開発と社会実装には、複数の公的な支援や企業からの評価も受けており、近畿経済産業局からはJ-Startup KANSAIに認定された他、多数の賞を受賞しています。
TearExo®法は、従来のがん検査法に代わる新たな選択肢を提供するものであり、特に細胞外小胞を高感度に検出する能力は、がん早期発見の可能性を大きく広げます。これは、がんの早期発見により早期治療が可能となるだけでなく、患者のQOL(生活の質)向上にも寄与します。
まとめ
この実証試験を通じて、TearExoは、皆さんがより健康的な生活を送るための手助けをし、がん検診の重要性を再認識させることを目指します。がんに対する意識が高まる中、TearExoの涙を用いた新たながん検査法がどのように社会に受け入れられ、実践されていくのか、今後の動きが非常に楽しみです。さらに詳しい情報は、
TearExoの公式サイトをご覧ください。