神戸市西区に誕生した新時代オフィスが示す未来の働き方

神戸市西区にオープンしたハイテクノの新オフィス

2025年11月1日、株式会社ハイテクノが神戸市西区伊川谷町に新たな本社オフィスを移転しました。この移転は単なる場所の変更ではなく、企業文化や理念を強固にするための重要なステップです。この新しい空間は、社員が新たな挑戦に取り組みやすい環境を提供することを目的として設計されており、斬新なオフィスデザインが特徴です。

新オフィスの設計背景

新しいオフィスの設計は、26歳の若手デザイナーが中心となり、サインのデザインも含めた空間全般に工夫が凝らされています。看板だけでなく、サインが空間の一部として溶け込むよう考えられ、多くの来訪者が自然とハイテクノの理念を体感できるよう配慮されています。

特に目を引くのは、壁画アーティストチーム『OVER ALLs』によるアートが施された空間です。ポップで力強いアート作品は、企業のメッセージを視覚的に伝えるため、社員だけでなく来訪者に新しいインスピレーションを与える役割も担っています。

オフィスの各フロアの特徴

新しいオフィスでは、フロアごとに異なるコンセプトが設定されています。1階は『クリエイションラボ』として、デジタルサイネージを用いたショールームが設けられています。このフロアでは、デジタルとアナログの看板技術の融合を体感でき、訪れる人々に新しいビジュアル体験を提供します。これにより、製品の進化を実感し、より多くの人にハイテクノのモノづくりに対する情熱を伝えられるのです。

2階は『パーク』のテーマに基づき、オープンで活発な交流が可能な場を目指しています。雛壇式のコミュニケーションスペースや、バスケットコートを思わせるデザインの会議室は、従来のビジネス会議を超え、社員同士が刺激を与え合いながらアイデアを磨き合う場として機能します。さらに、クラウド技術を活用した『クラウド現場管理室』も設置され、業務効率化と働き方改革に対応しています。

3階には、『fun!ction room』があり、重要な会議や社内イベントに使用されます。ここには、OVER ALLsによる幅7メートルの迫力ある壁画が飾られ、ハイテクノの熱意や情熱を直接感じることができるスペースとなっています。

屋上テラスと協働の空間

新オフィスの魅力は屋上テラスにもあります。オープンな環境で外気を感じながら仕事ができるこのスペースは、仕事とリフレッシュを両立させるための設計がされており、心身共にリフレッシュできる場となっています。個々の働き方に合わせた自由度の高い空間構成によって、社員同士の自然な交流を促進します。

ハイテクノの理念を未来に繋げる

新オフィスの誕生は、ハイテクノが新しい挑戦に向けて踏み出す第一歩です。社員がより怠惰にならず、逆に積極的に挑戦できる職場環境を意識することで、企業文化を深め、新しい価値観の創出を目指しています。特に若手人材の採用や育成を重視し、次世代を担うリーダーたちが集まる場所とすることが目標です。

この新たな施設が企業の理念や文化の具現化となり、社員が「ハイテクノで働きたい」と思える場所であり続けることが期待されます。夢や志を抱く若者たちがここに集まり、共に成長していく姿が浮かび上がります。これからもハイテクノは、地域に根付いた企業として、更なる挑戦を続けていくことでしょう。