日本の伝統技術を未来へ繋げるD2Cブランド「COCOROMe」
兵庫県神戸市に新たなD2Cブランド「COCOROMe」が登場しました。このブランドは日本のモノづくりを未来へ繋ぐことを理念に掲げ、特に厳選した素材と確かな技術に基づいた製品を提供します。本記事では、「COCOROMe」の背景や初めての製品について詳しく紹介します。
ブランドの誕生背景
「COCOROMe」は、後継者不足や競争激化など、日本の製造業が抱える困難を認識した株式会社COCOROMeの中村誓宏氏によって設立されました。中村氏はアパレル企業での経験を基に、熟練の職人たちが後継者不足に悩んでいる現実を目の当たりにし、その思いを重く受け止めました。彼はこのブランドを通じて、職人たちの技術とモノの背後にある物語を消費者に届けることに力を入れるとしています。
共同創業者の遠矢貴大氏もまた、日本の工芸品の素晴らしさを国内外に伝える意義を訴えています。二人の染み込んだ情熱が、ブランドの核を形成しています。
COCOROMeの製品へのこだわり
「COCOROMe」が誇る最初の製品は、栃木レザーを使用した「COCOROMe mini Wallet」です。この財布は、特に品質、デザイン、機能性の三つを重視しており、利用者のライフスタイルに寄り添っています。
1. 高品質な栃木レザーの採用
栃木レザーは、原皮を有効活用し、伝統的な鞣し方法で作られています。この革は使い込むほど、独特の風合いや色の深みを増し、まさに「一生モノ」として育てていくことができます。サステナビリティへの取り組みにも配慮し、捨てられるはずだったものに新たな価値を与えています。
2. 熟練した職人技による確かな仕上がり
製品の縫製には卓越した技術を持つ職人が携わり、一つひとつ丁寧に仕上げられています。この工程は、品質だけでなく、視覚的な美しさをも実現しており、製品の細部にまで職人の情熱が注がれています。
3. 現代のニーズを考えたデザイン
「COCOROMe mini Wallet」は、キャッシュレス社会に対応しつつも、必要な現金やカードも収納できる設計がなされています。その薄さはたった12mmでありながら、収納力は抜群です。加えて、必要な場面に応じて使いやすさを追求しています。
初の製品「COCOROMe mini Wallet」のご紹介
「COCOROMe mini Wallet」は、コンパクトでありながら多機能で、都心で活躍するビジネスパーソンにも最適なアイテムです。サイズは横95mm、縦95mm、厚さ12mmで、約60gと軽量です。収納可能なカード枚数は6~8枚、お札は10~15枚、小銭は10枚まで収納できます。
この製品は、現在Makuakeにて先行予約を受け付けており、数量限定ながらお得な価格で手に入れることができます。また、多彩なカラーバリエーションが用意されているため、個々の好みに合わせた選択が可能です。
最後に
「COCOROMe」は単なる製品を販売するブランドではなく、日本のモノづくりの未来を切り開く試みの一つです。技術と伝統、そしてイノベーションが融合した製品を通じて、日本の工房や職人の想いを消費者に届け、新たな価値を生み出していくことを目指しています。今後の展開にもぜひご注目ください。